『スター・ウォーズ』シリーズなど数多くのSF作品に影響を与えたというフランク・ハーバートの小説を、『ブレードランナー 2049』などのドゥニ・ヴィルヌーヴ監督が映画化。
宇宙を支配する力を持つ秘薬の生産地で、デューンと呼ばれる惑星を舞台に繰り広げられる覇権争いを描く。
主人公を『君の名前で僕を呼んで』などのティモシー・シャラメが演じ、『ライフ』などのレベッカ・ファーガソン、『ライフ・イットセルフ 未来に続く物語』などのオスカー・アイザックのほか、ジョシュ・ブローリン、ハビエル・バルデムらが共演する。
人類が地球以外の惑星に移り住み宇宙帝国を築いた未来。
皇帝の命により、抗老化作用のある秘薬「メランジ」が生産される砂の惑星デューンを統治することになったレト・アトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、妻ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)、息子ポール(ティモシー・シャラメ)と共にデューンに乗り込む。
しかし、メランジの採掘権を持つ宿敵ハルコンネン家と皇帝がたくらむ陰謀により、アトレイデス公爵は殺害されてしまう。
逃げ延びたポールは原住民フレメンの中に身を隠し、やがて帝国に対して革命を決意する。
リドリー・スコットの名作ブレードランナーは良かったがその続編のブレードランナー 2049は何が言いたいのかわからんかったがその監督さんの作品。
壮大な物語らしいのでYou Tubeで解説動画みたいなので一応予習してから観た。
2時間半にもなる大作で長いのでまたわけがわからんかったら退屈で熟睡しないか心配して観始めた。
前半は正直、世界観もよくわからず暗く地味な展開に予想通り眠たくなってしまった。
意図的だと思うが色味を抑えてモノクロみたいに見える映像はこの砂の惑星という舞台をやよりリアルに表現しているのだろう。
盛り上がりに欠ける進行に瞼が下がってきて迂闊にもコックリコックリしてはイカンと目を覚ます努力を続けた。
悲しいのではなく眠気に負けないように繰り返したアクビで涙ぐんでしまったが中盤から後半にかけてもそれはあまり代わり映えしない。
ようやく戦争のシーンになるのだが大きな宇宙船に乗ってきて戦闘機みたいなので攻めて来るのに地上戦は大昔の青龍刀みたいな刀同士の戦いとか進んでいるのか遅れていのかやっぱりようわからん。
6割がた見た所で完全に疲れてしまいあと1時間もあるのかと絶望感すら覚えた。
全編に渡って登場するトンボのようなヘリコプターと言うか乗り物には非常に興味が湧いたがそれ以外はまるでブレードランナーの続編を見ていた時を思い出してひたすら退屈に耐える事にした。
DUNE/デューン 砂の惑星というドラマがあったそうだがソレを観た人向けに作っているのか少しくらいの予備知識があっても映画の内容ははっきり言ってちんぷんかんぷんだ。
どうも自分はこの監督の芸風が合わないようで申し訳無いがブレードランナー2049に続いて今作も何が言いたいのかわからないので辛いだけだった。
壮大なハズのストーリーも最後は内輪揉めみたいなスケールになってしかも尻切れトンボの中途半端なエンディングなどやっと終わってくれたが頭の中は「???」だらけととにかく時間のムダだったDUNE/デューン 砂の惑星だった。
あー辛かった。