
そごう広島にうやってきた。
5月24日(水)〜31日(水) の間、第35回 大九州物産展が開催される。


その展示会の一番奥のイートインスペースを[福岡]清陽軒と[長崎]中華料理 王鶴が共同で使っている。
まだ11時前だっていうのにもう少し行列ができ始めている。


通常のラーメンとスペシャルラーメンとどっちにするか悩んだがせっかくだからと思ってトッピングの豪華なスペシャルラーメンに決定!入り口で食券を買って席に通された。

ちょっとだけ待たされてきたらキタヨ!!清陽軒の久留米スペシャルラーメン(普通スープ)1050円。


博多ラーメンほどは極細ではないが北九州ラーメンよりは確実に細くその中間程度の麺。


やや細めのメンマにキクラゲというのは九州とんこつラーメンの大きな特徴ではある。

僅かな獣臭漂う本格とんこつスープは臭みというかクセというかこれはハマるとヤバそうな香りで、おそらく地元久留米ではスパイスなのだろう(笑)
どっしりとコクがあって濃厚な甘さが半端ない。


タマゴは単なるゆで卵ぢゃん!と思っていたらしっかり味付けしてある煮玉子でこれは失礼でした!

この煮玉子が自然と崩れて麺に乗っかってくると面白いアクセントになってしまうのが面白い。


チャーシューはさすがスペシャルだけあって5枚も入っている。


九州のとんこつラーメンの中にはチャーシューなんて入っているだけみたいなのもけっこう出くわすがこれはしっかり手が入っていてこってり柔らかくてホロホロだ。


テーブルにはコショウや紅しょうがが置かれているがこれらを使わなくても後半も多彩なトッピングとややクセのあるスープのおかげもあって食べ飽きることがない。


麺もどういう理屈かわからんが伸びてヤワヤワになることなくしっかりした食感を保っているので食べていて楽しい。


ラーメンに於ける海苔をどう評価するか意見の別れるところだがこの海苔を麺に巻きつけて食べたけど動物系のスープに海の香りを呼び込んだようで目先が変わる。


スープがあと少しになったこの時点で気づいたのだがもしかしてこの丼って少し上げ底になっていて見た目より容量が少ないんじゃないか(笑)
まあそうだとしてもこの状況だったらじゅうぶんに納得できる値段と内容だったと思う。
これまで久留米ラーメンに特に匂いの部分で偏見を持っていたがここまでストレートにトンコツの真髄を追求するのって凄いと思った。