
開店してすぐに訪麺して以来の麺屋小町。


今日は大学生の息子と一緒にやってきた。


メニューに迷っていたらこの一番上の新しいポップにある冷やしラーメンの文字がどどーんと目に飛び込んできた。
この日は暑かったのでこれに決定!!
店内の自動券売機で食券を購入しテーブル席に案内されたのでチケットを渡すと塩か醤油かを聞かれたのでスタンダードなのはどっちが尋ねたら塩とのこと。
自分は冷やしラーメン塩で息子は醤油の大盛りを注文した。

程なくしてキタヨ!!麺屋小町の冷やしラーメン塩750円。

そしてこちらが息子の冷やしラーメン醤油麺大盛り850円。

冷たいスープだから当然麺もしっかり締めてあって非常にコシが感じられて嬉しい。

驚いたのは粘度の高いスープで濃厚鶏白湯にカツオをプラスしているがほとんどシチューのようにドロドロだ。


ピリッと清涼感満点のタマネギやネギ、そしてコリコリの穂先メンマとこのあたりもがっちり流行を抑えてあるようだ。


タンパクな鶏チャーシューにやや濃い味付けの煮玉子となかなかバランスよく考えられている。


高粘度の冷たい鶏白湯は麺にしっかりと絡んでくるのでスープの旨みをダイレクトに感じることが出来る。
しかしこのカツオが頑張ってくるドロドロスープの麺類はこれまでどこかで体感したことがあると考え続けていたが後半になってやっと思い出した。


これって「山かけそば」そのものぢゃん!
おそらくは山かけそばをイメージして全体をプロデュースしているのは間違いないだろう。
息子が食べていた冷やしラーメン醤油も少しだけスープを貰ったが明らかにカツオの風味が弱く、冷やしラーメンとしての完成度は塩の方が上だろう。
それにしても通常この手の冷やしラーメンって清湯スープが王道だと思うがこれだけの鶏白湯のままを冷やしてしまった例は初めて食べた。
ラーメンて旨かったらどういう手法を使おうが関係ないがそれにしても。面白いことを考えるもんだと感心してお店を後にしたのだった。
オススメ。