らをた広島

食べ歩きブログ

ユリゴコロ

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第14回大藪春彦賞を受賞し、第9回本屋大賞にもノミネートされた沼田まほかるのミステリー小説を映画化。ある一家の父の書斎で見つかった殺人者の手記を入口に、殺人に取りつかれた女性の壮絶な人生を描く。監督を務めるのは、『近キョリ恋愛』などの熊澤尚人。宿命に振り回され、苦しむ殺人者・美紗子を、『蛇にピアス』などの吉高由里子が熱演する。

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あらすじ

父が余命宣告され、さらに婚約者が突如失踪した亮介(松坂桃李)は、実家で「ユリゴコロ」と書かれた1冊のノートを見つける。そこには人間の死でしか心を満たすことができない、美紗子(吉高由里子)という女性の衝撃的な告白がつづられていた。亮介は、創作とは思えないノートの内容に強く引き寄せられ……。

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沼田まほかるのミステリ小説の映画化らしいがそれ以外何の予備知識もないままこの映画を観た。

幼少期サイコパスである事に気づいてオカルト映画の様相を呈して始まったのでここからさらなる恐ろしいシーンが畳み掛けてくるとばかりにある意味心躍らせて構えていた。

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すると途中から映画の雰囲気はどんどん変わってとにかく暗くて重く、悲しく切なくなっていく。

要はオカルト路線はすっかり影を潜めフツーの陰気な映画になっていく。

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全体としてはよくある類のストーリーで特にお涙頂戴の後半はハッキリ言って何となく結末が透けて見えてつまらなく退屈だ。

最近涙もろくなってきたのに1ミリも泣けなかった。

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原作を読んだ人から本の方が面白いと聞いたがそれだったらこの監督さんの力量に問題があったのかも知れないがこの映画が当たらなかったのもさもありなんと行ったところか。

 

麻辣小麺(西区)老壇酸菜麺

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西区に新しくできた麻辣小麺

辛い麺が充実していると聞いて息子とやってきた。

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どうやら重慶料理のお店なのはわかるのだがしの重慶料理がどんなものなのかさっぱりわからん(笑)

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たしかにかなり種類がたくさんあって迷いまくる。

息子は牛肉麺に自分は理由はないが老壇酸菜麺というのをお願いした。

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あとは焼き餃子を10個もお願いした。

息子の牛肉麺(辛さ強め)880円がやってきた。

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そして自分の老壇酸菜麺(辛さ強め)880円。

赤黒くてかなり辛そうに見える。

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麺はいわゆる中華料理屋の麺で元々コシとかほとんどないのに細麺なのでさらなるクッタクタ具合にビビってしまった。

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辛さは確かにパンチが効いているくらいに辛いのだがどっちかというとイマドキ珍しい喉を刺すような低級な種類でちょっとむせてしまった。

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青梗菜って日本の担々麺にだけ入っているのかと思っていたら重慶でも使われているのかいな?

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10個で400円の餃子だがまあなんというかフツーで本当に重慶料理の餃子なのだろうか?

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牛肉麺にも入っていたがザーサイは確かに中華料理っぽさを演出してくれてはいるがこれ以上の目新しさはない。

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島風のつけ麺や汁なし担々麺などと広島という場所柄辛い料理には舌が肥えてしまっている。

そんな土地柄でこんな単調なピッチングされたらいとも簡単に攻略できそうな予感がしてしまった麻辣小麺の老壇酸菜麺だった。

興味あるヒトはできるだけ早く訪麺することをオススメしておく。

 ニュータッチ凄麺麻辣ねぎラーメン(ヤマダイ)

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ヤマダイ株式会社(本社:茨城県結城郡代表取締役:大久保慶一)は、「凄麺麻辣ねぎラーメン」を新発売することになりました。

昨年よりブームとなっている“麻辣味”をテーマに、痺れる辛さが特徴のスープと存在感のあるFDブロックのネギをメイン具材として使用した商品です。

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商品名:ニュータッチ凄麺麻辣ねぎラーメン(内容量109g)めん:表面はツルツル、中はモチモチのゆでたての旨さを追求したノンフライ麺で、時間が経っても湯伸びしにくいのが特徴です。(めん60g、熱湯5分)

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スープ:本醸造濃口醤油をベースに、豆板醤、豆鼓醤、甜面醤の3種類の醤を組み合わせたコクと複雑味のあるスープに仕上げました。

5種類の唐辛子と四川省産青花椒を使用した別添スパイスを入れることで、麻辣味としての特徴がより一層際立ちます

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花椒と唐辛子のWの辛さが効いた、暑い季節に食べたくなる刺激的なラーメンです。

スープにはポークとニンニクの旨みをしっかりと効かせ、辛いだけではなく「辛くて旨い」麻辣スープに仕上げました。

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麺はつるつる、もちもちとした生麺のような食感が自慢のノンフライ麺で、中細の麺と辛口スープの相性は抜群です。

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具材のネギのシャキシャキとした食感がアクセントとなり、また仕上げにトッピングのパクチーを加えることで一気にエスニックな味わいに。

一度食べたらやみつきになる一品となっております。

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「当商品一番のこだわりはオリジナルブレンドのスパイスです!花椒は痺れだけではなく、柑橘系の華やかな香りが特徴の四川省産青花椒を使用。

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唐辛子は単調な辛さにならないように5種類の唐辛子を使用しました。

スパイスを入れたときの香り立ちや味の変化をぜひお楽しみください!」

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はっきり言ってこれはもう広島の汁なし担担麺専門店でよく出されている汁あり担担麺とソックリだ。

香りといい味といいこれ以下のものが実際にいくつかのお店で出されているレベル。

それくらいの完成度にちょっとビビってしまった。

パクチーはほとんどわからないくらいだったが確かにエスニックな香りもある。

もう少し濃厚なとんこつスープを合わせればもっと有名店の汁あり担担麺に近づくと思うが近日中には実現されてしまうのだろう。

いつもながらヤマダイのニュータッチシリーズには舌を巻いてばかりだ。

MEG ザ・モンスター

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絶滅した超巨大ザメがよみがえり、人々を恐怖に陥れる海洋パニックアクション。

人類未踏の深海に挑む海洋探査チームが発見した全長23メートル、体重20トン、歯は25センチという巨体のサメに、ジェイソン・ステイサムふんする深海レスキューダイバーたちが立ち向かう。

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そのほか『僕は君のために蝶になる』などのリー・ビンビン、ドラマシリーズ「HEROES/ヒーローズ」などのマシ・オカらが共演。

ナショナル・トレジャー』シリーズなどのジョン・タートルトーブがメガホンを取った。

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地球で最も深い海とされるマリアナ海溝以上の深海が発見され、探査チームが最新の潜水艇で調査に乗りだす。

チームは世紀の発見に沸き立つが、突如巨大な何かの襲撃を受け、動けなくなってしまう。

深海レスキューダイバーのジョナス・テイラー(ジェイソン・ステイサム)が助けに向かうと、200万年前に絶滅したはずの超巨大ザメ、メガロドンが出現する。

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数年前までよくあった典型的中国資本のハリウッド映画。

デッカいサメが出てくるJAWSのようなストーリーだがトランスポーターシリーズで有名なジェイソン・ステイサム主演ながらやたらめったら中国人が「良い人」に描かれててウンザリする。

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サメはおそらくCGでそれ自体のデキはなかなかで迫力もある。

畳み掛けるアクションシーンは見応えもあるし息をもつかせない。

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ただ全編中国のプロパガンダのような作品で今のように米中貿易戦争のご時世では現実味がない。

映画としてのデキはなかなかだと思うが特に後半はまるで中国映画のようで消化不良になりそうでウンザリした映画だった。

 

廣島 牛骨らーめん 健美堂(東広島市)牛骨新味

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牛骨元味に続いてキタヨ!廣島 牛骨らーめん 健美堂の牛骨新味880円→500円。

元味に背油と魚介をプラスさせた進化版と捉えてよいのだろう。

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麺は同じものでザクザク感も同様だ。

ここの大将は以前イタリアンのお店をやられていたがこういうパスタ風の麺が好みなのだろうか(笑)

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チャーシューは明らかに元味とは異なり低温調理法のような赤身でスープの温度で少しづつ煮えていくような今流行の仕様に変更されている。

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熱が通る前に少しチャーシューを食べてみたが非常に柔らかくこっくりと旨い肉でこれは好ましい変化だ。

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最初に魚介をはっきりと感じるが途中からは気にならなくなる牛骨魚介スープだがこれはあまり体験したことがないジャンルのスープになるが元々牛骨が全面にでているわけではないので違和感はない。

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ネギの辛味と水菜の青っぽさが良いアクセントになっていて食べ飽きることはない。

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ここの大将お得意の洋風テイストが元味より新味の方により強く感じられるので個人的には新味の方が好みかな。

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会計を済ませると一周年記念の500円割引チケットを頂いた。

有効期限もないそうなのでまたこれで寄らせてもらいます。

この季節になると冷製パスタっぽい夏の冷たいラーメンを楽しみにしてしまうんよね〜。

廣島 牛骨らーめん 健美堂(東広島市)牛骨元味

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廣島 牛骨らーめん 健美堂

公式サイトにて開店1周年記念イベントをやると聞いてやってきた。

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この日に限りこれまでの牛骨ラーメンと新しく登場する牛骨ラーメンが500円で食べられるらしい。

この機会を逃さず元味新味の店内連食を画策してやってきたのだった。

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両方を注文したのだが最初に出てきたのはこれまでの牛骨元味780→500円。

このラーメンは1年ぶりに食べたが個人的にはやっぱりちょっと優しすぎる気がしてしまう。

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広島ではあまり出会えないザクザクした食感の麺は健在でここの大将のラーメンの個性にもなっている。

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チャーシューはパサパサ系の四角いタイプでこれもこのスープとのマッチングはどうなんだろうと疑問に思うことがある。

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健美堂という店名からしてカラダに良いラーメンを目指しておられるようなのでおそらくは無化調かせいぜい微化調スープは女性向けとも思えるほどのマイルドさが良くも悪しくも個性的だ。

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香味油がややオレンジ色をしていてこれが薄っすらと香り付けをしているが牛骨らしい甘さは控えめで上品に仕上がっている。

だけど自分の好みからいえばやっぱりちょっと物足りない牛骨元味なのだった。

本格豚骨ラーメン 恵壱(安佐南区)冷やしざるとん

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本格豚骨ラーメン 恵壱

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去年の冷やしとんこつが非常にデキが良かったので今年も冷たい麺をやるときいてコレ目当てでやってきた。

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今年は冷やしとんこつではなく冷やしざるとん(並)850円。

去年は並も大も同料金だったが今年は大が900円になったようだ。

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麺はおそらく去年と同様の冷たい平打ちビロビロタイプ。

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つけダレにはネギとメンマが入っていてそれこそキンキンに冷やしての登場だ。

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豚バラと煮玉子は別皿にて提供されて辛モヤシは最後に投入して味変を楽しむようにメニューに書いてある。

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さっそく麺をどっぷりとつけダレに浸してから一気に食べてみた。

どうしても去年の冷やしとんこつとの比較になってしまうのだが今年の方が少し塩分が強いように感じるのは自分だけか。

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その分、このつけダレの他の旨味が相対的に引っ込んでしまい塩にすべてが制圧されて結果的に旨味が足らないような感じが否めない。

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そこで抑えの切り札的な存在の辛もやしを投下してみた。

すると真っ白だったつけダレは当然ながらオレンジ色に変化した。

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辛味が加わることで少し深みが出たがどうしても塩分が気になるというか邪魔になっている。

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去年の冷やしとんこつは同じつけ麺仕様であったがつけダレのあまりの旨さに最後まで完食してしまったのだが今年の冷やしざるとんは塩分がキツイので最後まで食べるのは諦めざるを得なかった。

ここの冷やしとんこつメニューはずっと楽しみにしていたのでやや肩透かしを食らったような感じがしたがこれからのブラッシュアップに期待したいと思ったのだった。