らをた広島

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ザ・タウン


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ベンアフレック主演のアメリカ映画。
DVDで観た。
ベンアフレックは主演だけでなく監督・脚本までも手がけており要するにベンアフレックのベンアフレックによるベンアフレックのための映画と言う訳だ。
ちなみに自分はベンアフレックのファンである(笑)
これはクライムアクションという範疇にカテゴライズされるのだろう。
元プロアイスホッケープレイヤーの銀行強盗犯の心の葛藤を描いている。
ハッキリ言ってよくデキている。
ベンアフレックはスゴい肉体をしており努力の程が伺える。
しかしそれよりこの映画の監督・脚本までやってるのはその煮詰めてより更にスゴい。
こういう才能が将来のロバートレッドフォードやクリントイーストウッドに育って行くのだろう。
まあいわゆるギャング映画でこういうのはもともとあまり好みではないのだがドップリハマってしまった。
アクションシーン→ヒューマンドラマ→アクションシーン→ヒューマンドラマ→アクションシーン→ヒューマンドラマと切り替えも上手くカーアクションも相当上質で息をもつかせない。
悪役っていう言うか主人公が強盗犯だから敵役はFBIだ。
どっかのテレビドラマでみたような役者さんばかりだが憎らしくて良い配役だ。
ラストにかけてもハードボイルドな雰囲気はそのままに静かに終わる。
ズバリ、今ノリにノッてるベンアフレックの映画はハズレがない。
男くさい硬派の佳作である。