らをた広島

食べ歩きブログ

まごころの味とく一の馬骨ラーメン(熊本県熊本市)


午前7時。
山陽自動車道佐波川SA(下り・山口県防府市)内にある吉野家
ここの吉野家は普通のそれと違って「そば処 吉野家
ちなみに佐波川SA上りにも吉野家があるのだがこちらは通常の吉野家
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もりそば380円!!
ナントSAにある吉野家でしかも10割そばが食べられるのだ。
しかも驚きの格安価格で!ヽ(・_・;)ノ ドッヒャー

値段を考えたら驚異的だ。
味だってSAグルメのレベルを考えたらナットクできる。
吉野家すき家に猛攻でしんどいと聞くが通常店でもコレ出したらええやろに・・・

そんな事はさておき我々は熊本に向かっていたのだった。
目的はココ。
まごころの味とく一 藤崎宮店
国道3号線沿いの比較的わかりやすい場所にある。


更に言うとコレを喰いにはるばる370キロの彼方からやってきた。


馬骨(ばこつ)ラーメン。
ラーメンの動物性スープって代表的なのは鶏・豚・牛・そして魚介類があげられる。
しかし馬って「アリ」か??

どうやら馬骨ラーメンにはしょうゆ味と塩味があるようだ。
ハッキリ言って地雷・自爆覚悟でやってきているのは言うまでも無いだろう(笑)

今回は3人でやってきたのだが自分となぁなぁさんはしょうゆを。よっしーは塩にチャレンジだ。
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まずはよっしーが頼んだ馬骨ラーメン(塩)700円
青梗菜にカツオの香りがあたりに立ちこめる。

塩ラーメンにはもれなくスダチがついてくるようだ。
ひとくちいただいたが非常に和を感じさせるスープになっているようでけっこう旨い。
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きたよ!
馬骨ラーメン(しょうゆ)700円。
これはさっきの塩ラーメンと全然違う組み立てでよりストレートに馬骨スープが味わえる。
馬肉は決して嫌いではないのだがなんとなく臭みを心配していたがこれは皆無。
独特の香りがあるのだが決してヘンなモノではない。
もっとギットリしているのかと想像していたがどちらかと言えばあっさりだ。
でもしばらくおくとカゼイン膜がしっかり張っているのでスープとしてはかなり濃いのだろう。
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麺は熊本ラーメンらしく中太ストレート。
ちなみにここは縮れ麺も選べてよっしーの塩ラーメンは縮れ麺仕様になっている。

この馬骨ラーメンのおそらく最大の特徴であろう「焼馬(チャーマー)」。
実際にはラーメンに投入直前にでっかいバーナーで炙っておられたがこれが味はかなりいい。
噛めば噛むほど旨味がでてくるのがいいのだがけっこう硬い。
自分は馬肉に関して詳しいわけではないので間違っているかもしれなが、ひょっとすると表面を炙ったくらいが食べ頃でラーメンのスープに浸されていると熱に晒されて硬化するのかもしれない。
・・・ということはこのチャーマーは早い段階で食べた方が良いのだろう。
チャーシューをいつも楽しみにとっておいて後から楽しむクセが仇になったようだ(笑)
ただハッキリ言って馬骨ラーメンはまだ全然世の中に普及していない(この店発祥なのは間違いないが大阪に一軒あるようだ)が決してキワモノではない。
ラーメンを愛する人で馬肉が超ダメダメって言うヒト以外なら是非チャレンジしてもらいたい。
新しい発見があるかもしれない。

実は今回の熊本ラーメンツーリングではこの「馬骨ラーメン」がメインだったのだが腹黒い自分は勝手にコレが地雷だと思い込んでいたの他の熊本ラーメン屋も調べ上げて数軒リストアップ、用意周到に滑り止めを企てていたのだった。
その報告はまた・・・・(笑)