らをた広島

食べ歩きブログ

竹琳(佐伯区五月が丘)汁なし担担麺

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広島市佐伯区五月が丘にある竹琳(ちくりん)
何年かぶりにここにきた。
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店舗の場所としてはかなり不利と思われる団地の中。
一応団地内の幹線道路には面しはているが外部からはまるでわからない。
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団地内のヒト以外にはまず気付いてもらえないであろうこの店がけっこうな繁盛店だっていうから驚きだ。
おそらくは自宅兼店舗という造りなのだと思うがそれにしても相当美味くないとこんなとこまで客はやってこないのは確実だ。
ここは街の中華料理屋っていうより少し高級な中華料理レストランとして認知されている。
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そんな竹琳に今日は狙いがあってやってきた。
メニューには本日のお勧めと書いてある。
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これこれ!!
本場汁なし担々麺(四川担々麺)とある。
しかも値段は一般的に広島市内で食べられる担々麺に比較すると2割程度高いと思われる750円。
高級そうな値段からして期待しているのよ(笑)
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何気なしに置いてある箸置きはなんとピーナッツだ。
これはオシャレっていうか食後デザートとして食べてもいいのかな?(笑)
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5分くらいしてからやってきたね。
竹琳の四川汁なし担々麺750円。
汁なし担々麺のお約束通りにとにかくぐるぐるかき混ぜるのだがさすがに今まで知っている汁なし担々麺とはかなり違う香りとビジュアル。
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なんせ麺がこれまでに体験したことない太麺!!
これにはびっくりした。
それに通常はまず入らないモヤシ。
これはこれでシャキシャキで悪くはないがなんとなく水っぽい印象は避けられない。
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丼の底に少しのタレというかスープがあって程よい程度の唐辛子に四川花山椒に肉味噌っていう構成はまあ普通ながらそこに明らかに他とは違う酸味を発する香辛料系のなにかが混入してある。
こりゃなんだろう??
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後半になってようやくわかってきたがこりゃたぶん「搾菜(ザーサイ)」だ。
しかもけっこう上質の搾菜がちいさく刻んで使ってあるのは間違いない。
そうかこれがここの担々麺を担々麺たらしているのかもしれない。
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醤油、塩、味噌、トンコツ、鶏、牛骨とバラエティに富むスープを使い分けるラーメンに対して汁なし担々麺ってどこの店も同じようで実は味にそんなに差があるワケじゃない。
差があるとしたらそれぞれのパーツの善し悪しだったり店の雰囲気やサービスだったりするのが実体だ。
だったらこういう汁なし担々麺がすこし上級になったようなのを考えてみるのも悪くないことなにかもしれない。
それだったら冒険心が足りない気もするしこの値段はナットクがいくほどでもないのも事実だ。
そういう意味では少し惜しい竹琳の汁なし担々麺だった。