らをた広島

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ハスクバーナTE449/511試乗インプレッション

は1
ハスクバーナTE449
ヒトコトで言えば公道走行可能なエンデューロマシン。
はすく2
そもそもハスクバーナっていうのは今はBMWの傘下にあって作ってるマシンも当然ながらベースはBMW製。
このTE449だってBMW G450Xがベースになっている。
たまたま舗装路だけではあるがこの少数派のビッグエンデューロマシンの2台に試乗できたのでインプレもどきを。
はすくば1
449/511とも試乗したのだがこの2台は車体は共通。
重量もほぼ同じ。
はすくば2
もちろんエンジンは違う。
TE449は文字通り449ccなのに対してTE511は511ccではなくて477cc。
これはなんでやねん(笑)
パワーは記載されていないがまあもちろん違うのだろう。
はす2
シート高952ミリって典型的な日本人体型の自分にはもうバレリーナを通り越してヤジロベエ状態。
停車する時は路肩に足を乗っけるか半分シートからケツをずらして超カッコワリースタイルでガマンしながらやるしかない。
交差点とかかなりツライもんがあるのは確かだ。
だけど120㎏程度の車重は相当軽く感じられその姿勢を保っておくのは大丈夫だったから慣れればなんとかなりそう。
サスペンションは1Gでかなり沈み込む柔らかいもの。
これが固いとバンプして乗れたモンじゃないがこれならダートや相当なガレ場でもいけそうな感じだ。
はす1
じゃあこの449と511は排気量28ccしか違わないのになにがかわるの?って疑問は当然のことだと思うが両方乗り較べたらエンジン特性が全く違うことが分かる。
449の方はこれだけの排気量にしては明らかに下(低回転)のトルクが細く回転を上げていくと出力が向上するいわゆる高回転高出力タイプ。
だからオフロードでかなり回せるテクニックがないと使いこなせないだろう。
だけどその分舗装路ではスプロケの状態にもよるがロードバイク並みの面白さを味わえるかも知れない。
はす3
一方511の方は完全な低速~中速トルク重視型で逆にいえば高回転が効かない。
だけどこれだけの排気量と100㎏少々の重量ってのはじゅうぶんを通り越して有り余るくらいで2速でどんなヘタッピでも簡単にウィリーができる。
しかもそのまま3速に入れてずっとウィリーで走れるくらいの車体バランスをしている。
それに個体差なのか同じブレンボのブレーキながら明らかに511の方がコントローラブルで久し振りにストッピーをやってやろうかと思ったがコケるとマズイのでやめておいた(笑)
はすく1
結論から言えばこのTE449とTE511は完全に似て非なるバイクといえる。
2サイクルのような高回転型のエンジンを好むなら間違いなく449だし下からグッとくる押し出しのあるパワーが欲しいなら間違いなく511だろうがこっちのが微妙なアクセルコントロールができないとパワードリフトばかりしてマシンが前に進まない可能性はあるだろう。
自分はオフ車のプロじゃないからあくまでもいち素人の個人的見解として読んでもらいたい(笑)
どうでもいいがハスクのモトクロスジャージかっこええですのぅ~