らをた広島

食べ歩きブログ

金田屋(福岡県行橋市)黒豚らーめん

かな4
福岡県行橋市金田屋
今や全国にその名を轟かせるトンコツラーメンの雄。
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広島市にもかつて支店があった金田屋
これで感激して博多のとんこつラーメンって凄いって心底そう思った。

実際食べログではナンと福岡県でナンバーワンの評価を得ている。
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だから広島でもかなりの知名度のある金田屋ではあるがココが博多ラーメンの総本山であり、当然その店舗は巨大でしかも博多市街地のど真ん中にどーんとあるのとばかり思っていた。
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ところがどっこい当の金田屋は博多市ではなく同じ福岡県でも行橋市って言う場所にあってしかも驚くほど店舗は質素だ。
これはさすがに予想だにしなかった展開。
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店内は縦長でカウンターとテーブル1個。
全部で12~3人しか入れそうにない小さな店。
これだといつも行列できちゃうだろうな~。
しかし赤い箸って初めて見た(笑)
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大将らしき方にあとはスタッフが3人。
こんな狭い店なのにこのスタッフの人数が押し寄せてくる客数を物語る。
当然のように開店まで店舗前で待機しシャッター入店したのだが基本的にキレイにされてる店内だけどトイレの床とかがねちゃねちゃしており食べる前からスープの濃厚さが滲み出ているようだ(笑)
かな1
これが金田屋の黒豚らーめん650円。
それはそれはもう素晴らしい香り。
店内の匂いは無臭に近いのだがこのらーめんが来た時の香りはやはり強烈且つ格別。
スープを飲むとたちどころに理解できる体験したことのない圧倒的なコクとキレ。
初めて知るホンモノの金田屋の黒豚らーめんだ。
かな2
麺は北九州ラーメンのお約束である中太ストレート。
やっぱりらーめんはこうじゃないとね~
なんというかもうコトバにならないね。
こってりスープが麺に絡んで口に入る瞬間に快感さえ覚えて恍惚としてしまう。
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チャーシューの火の入れ方も完璧に近くこのスープの脇役に徹しまくってる。
それくらいこのスープの威力は凄い。
突破力って言うか破壊力がある、って言うのが正しいのだろう。
あまりの旨さに鼻水すするの忘れてしまうくらいだ。
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このあたりのラーメンのもう一つの特徴らしい辛し高菜。
これが目の前に置いてあり気になって仕方が無い。
それに北九州のRyoさんもこのあたりのヒトはラーメンにみんなコレを入れるって話していたな。
かな3
様子見にほんのすこしだけ投入!!!¢(..)ノ◎ ポイ
やっぱり味は変わるね。
広島にある博多ラーメン店にもこの辛し高菜あるのはあるがマズイので入れたことないから若干の勇気が必要だがこれだけ超濃厚クリーミーなスープながら飽きることはないので取り立てて必要ないと思っていたがこれはこれで面白い。
かなだ10
いやいやこれはやっぱりちょっと他のトンコツと完全に一線を画すんじゃないかな。
ある意味「トンコツラーメンの辿り着いた理想型」のサンプルがここに実際に存在するって考えても良いだろう。
650円じゃ安すぎる。
間違いなくこれが自分が知りうる限りのトンコツラーメンではず抜けた逸品であると断言できる。