
福山市のバラ公園のすぐちかくにある食べログ高得点の台湾料理味仙。
この店舗からすこし離れた場所にかなり大きな駐車場を持っている。
これがココがいかに人気店かを物語っているのだろう。


ここは18時開店のいわゆる夜専のお店。
だから夜を狙ってやってくるしかないのだが日曜日営業してくれているのでまた助かる(笑)
開店と共に店内にはいるとネイティブらしき店員さんがオーダーを取ってくれるのだが厨房には料理人が5人も待機している!!
こりゃスゴイですの~


狙いはズバリ台湾ラーメンだ。
いくらここが台湾料理の店だからって台湾ラーメンが台湾料理でないことはさすがに知っている。
「1970年代に、名古屋市千種区今池にある台湾料理店『味仙』(みせん)の台湾人店主の郭明優が、台南名物の担仔麺を元に賄い料理として作ったのが起源とされる。
名古屋人の好みに合わせて味付けを辛くしたもので、台湾人店主が考案したため『台湾ラーメン』と名付けられた。
本場台湾では四川風などの辛い麺料理はあるが、同一の激辛ラーメンは存在しない。」
だそうだがここのお店の店名と台湾ラーメン発祥店名が同じなのは偶然なんだろうか?
もしかしたら関係があるのかもしれないがよくわからない。

注文してからほとんど待たされることなく、ちょっと深くて口の小さめの丼になみなみとつがれてやってきたよ!味仙の台湾ラーメン580円。
唐辛子がけっこう入っているのでこりゃ辛くてやれんのじゃないかと思ったが杞憂だった。
ピリ辛くらいでこれならマジでオコチャマでもいけそうなくらい。

かなり黄色を帯びた麺はちょっとダマになっていてほぐしてくれたらええのに・・・と思ってしまった。
まあココはラーメン専門店じゃなくて台湾料理専門店だから麺の質には目をつむるとしてもちょっと仕事が雑に感じてしまった。


全体に客層は子ども連れが多くファミレスのような使い方をされているのかもしれない。
個人的には期待が大きかったせいもあるが全体に個性を感じられず構造上どうしうても最後に肉そぼろだけが丼の底に残って食べにくいだけの中華料理屋サイドメニュー程度にしか思えなかった。
そもそもホンモノっていうか極上の台湾ラーメンを自分は知らないからってこともあるのかもしれないがもしかしたらここの台湾ラーメンは場所柄尾道ラーメンテイストを持っていて台湾ラーメンの中では特異な存在なのかも知れない。
やや肩すかし感を持って店を出た。