七代目武道家
関東の家系ラーメンチェーン店のようだ。
大きな駐車場が完備されていてさすがはチェーン店だけのことはある。
公式サイトによると今年の3月にオープンしたようだ。
店内に入るとまずは家系のお約束である酒井製麺の箱が見える場所に置いてある。
そして自動券売機で食感を購入するスタイルだ。
ラーメンと海苔増し、ほうれん草増しのチケットを持ってカウンターに座った。
ここのお店のマニュアルがあるのでこれを熟読する(笑)
ちょっと待たされてからキタヨ!!七代目武道家のラーメン700円+のり増し100円+ほうれん増し150円=950円。
特製が1000円なのでこれにしたほうが良かったのかも知れないが後の祭りだ。
ただいかにも家系というルックスに嬉しくなってしまった。
ただよくあるナンチャッテ家系じゃなきゃいいがとの不安も頭を持ち上げてくる。
独特のモッチリさを感じさせる酒井製麺の麺がそんな不安を吹き飛ばしてくれるかのようだ。
超濃厚なトンコツ醤油スープは紛うかたなき家系ラーメンのそれでそれまでの疑念は完全に吹き飛んだ。
そうと分かればさっそくニンニクを使った高等テクニックをやるしかないのだった(笑)
海苔の上にニンニクを乗せてこれを少しづつスープに溶かして長い間味変を楽しむことにした。
ニンニクが全部スープに溶けないように端から海苔を手で取って箸で丸めて麺とスープを絡めて食べる。
この海苔で御飯を食べるのが王道らしいがちょっと炭水化物過多になるので止めておいた。
それと個人的に好きなほうれん草。
このほうれん草がこれほど合うラーメンも家系以外になかなかない。
それとやっつけ仕事のようなチャーシューが多い気がする家系にあってここのチャーシューはシットリしていてなかなかだ。
増量すりゃ良かったな。
後半になって海苔の上のニンニクが全部溶けるとスープは相当ワイルドになるのだがこれにスープが全然負けないのが凄いと思う。
それにさすがの本格的なスープだけ合って食べ飽きることがない。
勢いにのってスープまで余裕で完食できたのだがせっかく福山まで来たのだからもう一軒行きたかったので泣く泣くここで止めておいた。
いやいやこれまた広島県東部に本格的な家系ラーメンが登場したのは嬉しいが広島市内にもぜひ一軒デキてくれないかと切に望む家系ラーメン好きなのだった。