小豆島ラーメン ヒシオ エンジェルロード店(香川県小豆島)醤そば
今日はツーリングで香川県の沖合に浮かぶ小豆島にやってきた。
新岡山港からフェリーで約1時間でこの島に到着する。
フェリーから島に上陸して間もない場所に小豆島ラーメン ヒシオ エンジェルロード店がみえてくる。
小豆島と言えば「醤油、素麺、オリーブ」くらいしか思い浮かばないがその中の醤油の醤のことを「ひしお」と読むのだそうだ。
おそらく「豆」を模したのであろうマークが目立つ店舗が故にとっても見つけやすい。
おまけに店舗前に大きな駐車場を持っているのでアクセスも簡単だ。
店内はウッディな造りになっており相当洒落ている。
夜は居酒屋風になるのかもしれないがどっちかというとちょっとしたバーのような雰囲気もある。
だがしかし!!
この店の最大のウリはこの海側に大きく張りだしたオープンテラスであることは間違いない。
ちょっとこんなの見たことない。
こんな海の近くの特等席でラーメンが食べられるなんてある意味夢のようだ。
この日は晴れて暑かったがさすがにこのテラスは海風のせいか涼しくて快適だ。
オープンテラス部分にエアコンがあったからもしかしたら冬はビニールハウスのようにテラスを囲んで暖かく使えるうようにするのかもしれない。
けっこういろいろメニューがあって目移りしてしまうが初めての店なのでセオリー通りメニュー筆頭の醤そばにすることにした。
小豆島ラーメンヒシオエンジェルロード店の醤そば680円。
「当店自慢 まずはコレ!こだわりの島醤油使用」とメニューに書いてあるが要は醤油ラーメンのようだ。
このラーメンの大きな特徴である特製もろみのオリーブ煮。
モロキュウとかについてくるもろみではあるがコイツはどうやってもラーメンにミスマッチで合わないわな。
このトッピングで個人的にはこのラーメンのセンスを疑ってしまった。
チャーシューは炙ってあってまあそこそこのレベルだけどそれによって香ばしさが立って更にもろみを合わない印象を与えている。
麺はそこそこのレベルではあるがこのスープは醤油の旨みを発揮するわけでも魚介が存在感を主張するわけでもベースのトンコツ?が頑張っているわけでもないお互いがバラバラって感じよりもお互いが足を引っ張り合っているように感じてしまった。
ぶっちゃけ旨みを感じづらいスープではある。
それとこの店のもう一つのうりはこれに書いてあるように「替え玉 心ゆくまで」である。
店員さんに確認したら替え玉は何玉でもオッケーなんだと!!
これは確かにスゴイ!
だけどこのスープだったら1玉でじゅうぶんどころかちょっと余ってしまいそうだった。
こうなったら逆に醤そばの680円が高く感じられてしまった。
おまけに替え玉ならぬ替飯ってのもあって残ったスープにご飯を入れて食べるのを推奨しているのだった。
返す返すも残念だったのはネットとかで評判の島そば480円が販売中止になっていたことで実はこっちがこの店のメインメニューなんじゃなかって気もする。
どちからと言うと観光地にあって観光客相手の雰囲気優先ラーメンと考えざるを得ないと思った。