らをた広島

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B+COM-ビーコム-SB4X(サインハウス)バイク用インカム4人同時通話編

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先月バイク用インカムB+COM SB4X(サインハウス)を購入してから何度がツーリングで使用してみた。
その使用感についてインプレしてみようかと思う。
とにかく驚いたのがバッテリーによる駆動時間。
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通常のツーリングで丸々一日ずっと使っていても15時間駆動可能と言うのは本当のようで一泊ツーリングくらいなら充電しなくても問題なく使い切れそうだ。
それに充電時間の短さも特筆すべきで1~2時間もあればまず完了するのを確認した。
これならバッテリー性能は必要十分な実用性を持っていると言っていいだろう。
通信可能距離はカタログには1.4kmとなっているがまああくまでも理想値。
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実際に使ってみると目視ではあるが見通しの良い大きな道路でだいたい700メートル程度、障害物や遮蔽物があるような相手が見えなくなるような状況だと400メートル程度と考えた方が良さそうだ。
それでもハンディタイプのアマチュア無線機と同程度の性能と考えれば免許が不必要なコトを考慮すれば現実的な選択と言えるだろう。
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次に音質であるがマイクはジェットヘルメット用、フルフェイスヘルメット用とも非常に良好でどちらも優劣がつけ難い。
特に風の影響を受けやすいと思われるジェットヘルメットタイプのノイズキャンセル性能は目を見張るモノがあるのは事実だ。
逆にヘルメット内臓スピーカーであるがこれはヘルメットのタイプが音声到達にかなりの影響を与えている。
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例えばアライヘルメットは耳の部分にかなりの余裕があるようで付属品のスペーサーを使って上底にしないと耳からスピーカーが離れてしまい聞き取りにくくなってしまうようだ。
逆にショウエイヘルメットは耳の部分にほとんど隙間がなくスピーカーが密着するのはいいがその位置付けがシビアで少しでもズレると耳が痛くなりやすい。
またジェットヘルメットはフルフェイスに比較して風切り音が大きくなってしまうのか車速が上がると聞き取りにくくなるようだ。
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さていよいよこの新型B+COM最大の売りである4人同時通話についてインプレしてみたい。
ペアリングは少々複雑が故にちょっと時間がかかった。
慣れの問題なのかもしれないがこの4台をはしごのように連結するのは作業していても頭がこんがらかってわけがわからんようになる。
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うまく接続できるとこれがなんとも摩訶不思議な4人同時通話が本当に実現する。
まるで電話会議のようなロスタイムゼロのシームレス通話は感激モノで話が自動的に盛り上がってしまう。
今回はたまたま女性ライダー2人、おっさん2人だったからガールズトークの凄まじさにたじたじでひたすら聞き役になっていたのだった(笑)
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13台のツーリングに4台がばらばらに並んで同時通話をしたのだが2人あるいは3人同時通話のときより若干雑音を拾いやすいようでそれぞれの距離が離れてしまったり峠道のような障害物が多い道に入ると音声が途切れがちになったりと結果的に通話範囲もそれなりに狭まっている印象を受けた。
それとなにも触っていなのに勝手に切れてしまうことも何度かあった。
一旦接続を解除して再接続にはどうやら繋いでいく順番があるようで適当に繋いでいくとなかなか繋がらないといった少々気難しい面もあるようだ。
だからこの4人同時通話が完成したらその日はB+COMの電源を入れっぱなしにしておいたほうが運転しながらイライラしないで済みそうだ。
まだ使って間がないB+COMだが便利というより楽しいというのが正直な感想で特にツーリングの市街地の移動なんかのときは眠くならないのが嬉しい。
コレ使ってるとツーリングに対する考え方が根本的に変わっていくようで個人的にはB+COMなしでもはやツーリングできなくなってしまっているB+COM中毒になってしまっているのかもしれない(笑)