らをた広島

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広島カーブクライマックスシリーズファイナルステージ敗退!

広島カーブのクライマックスシリーズが終わった。
クライマックスシリーズファーストステージ2連勝、ファイナルステージ3連敗という若いチームらしくド派手な内容で見事に2013年の長いシーズンが幕を閉じた。
考えてみれば前半は例年通りだったが後半好成績で16年ぶりのAクラスに初めてのクライマックスシリーズ進出→前田智徳引退と何かと慌ただしいシーズンだったが例年ならばお盆あたりで実質終わりかけていたものが今年は10月も半は過ぎまで楽しませて頂いたのだから広島カーブファンならば感謝すべきなのだろう。

これは今年の交流戦の成績だが我が広島カーブは12チーム中8位だ。
しかも2つ借金がある。
方やジャイアンツは貯金3の3位にいる。
まだキラが加入前の得点力が足りない時期とはいえおそらく今の広島カーブの実力はこんなものだ。

そしてこれが今シーズンのセリーグ成績だ。
144試合も戦って借金3の広島カーブに対してジャイアンツは31の貯金がある。
それほどにこの2チームには実力差があるということだ。
ジャイアンツが横綱だとしたら広島カーブは小結阪神に出会い頭連勝したぽっと出の前頭3枚目あたりか(笑)
だけどその前頭3枚目相手に横綱ジャイアンツが真剣にこのシリーズを勝ちに来ていたのに逆に胸を打たれた。
これだけ圧倒的な戦力を持ちながらも初戦で先発内海を早々に交代させ澤村を中継ぎに使うなり振り構わない采配や2戦目完璧な内容で完封した菅野の試合中の態度を批判した原監督に逆にジャイアンツの本当の強さを見たような気がした。
オールドファンとしてはこんな時期にあのジャイアンツとガチで野球してる広島カーブの姿を見れたこと自体が久しぶりで嬉しかった。
今年は夢は半ばで断たれてしまい現実に引き戻されてしまったが有意義な野球シーズンだったと思う。
これからストーブリーグは始まるが広島カーブの主力である若い選手は今回のポストシーズンでこれまで経験したことない多くのものを学べたと思う。
特にプロの短期決戦の面白さや怖さはこれだけの注目を集めたシビれるようなこんなキツい舞台でないと絶対にわからないだろう。
来シーズンに向けて選手それぞれが何が足りなくて何を練習して克服しなければならなかったかを具体的に理解できた舞台だったとしたらそれはこれからの広島カーブの大きな糧になっていくだろう。
最後に監督についてであるがチーム成績の責任を取らされるのが監督ならば功績を称えられるのも監督なのだとしたら現時点で野村監督の去就をあれこれ言うのは野暮というものだろう。
少なくとも今回のクライマックスシリーズに関して采配のブレは感じなかったし就任4年目でやっとプロ野球チームの監督さんらしくなってきたようにも思う。
今年の広島カーブの頑張りに心から感謝したいしこれからまた希望を持って応援できる喜びを今年は噛み締めたいと思う。