ナビエリート(iPhone用カーナビアプリ)
これまでバイク用ナビとして長らくナビコを使ってきたのだがどうやらiOS7には未対応のままだったからどうなるのか待っていたらナビコGというナントGoogle Mapsベースのナビにリニューアルしてしまった。
Google Mapsベースということはオンラインアプリになってしまうのでバイクでよく行く山奥ではiPhoneが圏外になって使えなくなることを意味する。
こりゃアカンってことでナビコは諦め新たにナビエリートをテストしてみることにした。
「トヨタ車をはじめとする純正ナビゲーションを手がけるアイシンAWが、この1月に初のコンシューマー向けブランド『dribrain(ドライブレイン)』を立ち上げ、その第1弾としてリリースしたiPhone向けカーナビアプリが『NAVIelite(ナビエリート)』だ。
まさに純正ナビそのままのユーザーインターフェースを採用、オンデマンドVICSや渋滞考慮ルート、詳細市街図、立体的な交差点/インターチェンジのイラストなど車載用途に特化している。利用額は年額3800円。渋滞情報や市街地図などを省いた廉価版『NAVIelite mini(ナビエリートミニ)』は年額2800円。」
ということでトランスミッションで有名なアイシンが作っている事実上のトヨタ純正カーナビのiPhone移植版と言っても良いだろう。
自分はトヨタ車がわからないからなんとも言えないがインターフェイスは文字入力なんて特にクルマのナビに確かに近い雰因気がある。
最初はよくわからないからデフォルト設定のまま走りだしてみた。
GPS性能とかはGoogle Mapsでも最近はかなり正確になってきているからそれほどの違いは感じない。
ナビコは縦・横と表示が選べたがこのナビエリートは横固定だ。
その横固定を利してこんな2画面表示を選択できる。
デフォルトでも曲がるべき交差点が近づくとこんな感じで2画面になってくれるのだがこれを恒久的に2画面のままにしてしかも片側は3D表示にもできるようでこれがなかなか使いやすい。
慣れの問題もあるが高速やバイパスなどの分岐点では大きくキレイに表示されこれもとってもわかりやすい。
高速に乗ると画面は高速用に切り替わりここでも横固定のよる2画面の優位性が際立ってくる。
ちょっと笑ったのがこの県が変わった時にわざわざ教えてくれること。
確かに嬉しいといえば嬉しいよな~(笑)
高速の降り口もここまではっきりと案内してくれるとまず間違わないだろう。
これは高速道路でも有料道路でもないが自動車専用道の案内は全部こんな3D画面になりかなりわかりやすい。
この2画面のナビはどっちを見ればいいのか迷うのだが右画面が目前の事で左画面が広域になるので基本的には右画面を見て左は補足的にみればいいのかもしれない。
しかしこの右の詳細画面は詳しくてわかりやすいのぅ~。
もちろん地図データは2G近くあるのをダウンロードするタイプでオフラインでも使える。
オマケにナビコではできなかったVICS(道路交通情報通信システム)が使えるので工事や渋滞情報もオンタイムで知ることができるのは驚いた。
ナビアプリとしてはかなり高額な1年間契約で3800円ながらしょうちゅうアップデートがあるので常に最新の地図データを持っていることになる。
iPhoneに地図データを丸ごとインストールするわけだから当然のことながら圏外でもクルマでもバイクでも徒歩ナビとしてもいつも使えるという汎用性を考えれば決して高くはないのかもしれない。
カーナビがスマートフォンナビアプリに侵食されてるって話しをよく聞くけどこれならなるほどな~って思ってしまった。
このナビエリートはiPhone用だけでなくAndroid用もあるのでGoogleMAPに物足りなさを感じている人には本命ナビアプリと言えるかもしれない。