阿吽(南区宇品)塩とんこつこってりラーメン
宇品イオンのすぐ近くの裏通りにある阿吽。
ちょっとわかりにくいがこのへんをクルマで回ればすぐに見つかるハズだ。
お店の前にかろうじて2台ほどクルマが入るほどの駐車場を持っている。
狭いので入れるのにちょっとテクニックが必要になるかもしれない(笑)
カウンターだけのしんぷるぅ~な店内。
見た目ちょっとインパクトある大将ともうひとりスタッフの男性の二人体制。
ここのウリはなんといっても広島では珍しい塩とんこつラーメンだ。
通常の醤油とんこつにもできるようだけどこのメニュー筆頭の塩とんこつラーメンを食べにやってきた。
実は自分はこの店が初めてではない。
開店当初におじゃましておりそれ以来約1年ぶりにやってきたのだった。
そのときはデフォルトの塩とんこつラーメンだったから今日はこの「こってり」仕様にしてもらうことにした。
しかしなんともラーメン屋とはかけ離れた雰囲気の店内。
麺は壁にサインがあった「うすい中華」のモノなのだろうか?
大将が熱心にスタッフの男性にいろいろ指導をしておられたのでもしかしたら支店でもだすつもりなんだろうか?
ちょっと楽しみではある。
さてさてちょっと待ってからきたね!!阿吽の塩とんこつこってりラーメン600円。
そうそうここのはエビが入っているルックスが特徴だったよな。
固めにお願いした麺はどっちかというとツルツルシコシコのすべすべタイプではなく若干粉っぽい独特なもの。
とんこつスープとのマッチングは悪くないが以前も感じた残念ポイントのひとつが引き続き今回も変わってないと言えなくもない。
薄くスライスされてはいるが非常に力強さを発揮するチャーシューは逆にここのプラスポイントだろう。
脂身を増やしてコッテリ感を追加したスープに引けを釣らないどころかじゅうぶんにその存在感を発揮している。
しかしこの塩とんこつスープの秀逸さは完全に開店当初時のそれを凌駕しておりそのオリジナル性から言っても広島のとんこつの中でも相当なレベルにいるんじゃなかろうか?
エビは見た目の美しさだけのための演出的要素が多く味にはあまり関係していないのはご愛嬌だが惜しむらくはその粉っぽさが足を引っ張る麺のクオリティだよな~。
新メニューも続々登場しているようだし、ここをなんとかして貰ったらガツンと圧倒的インパクトある個性派とんこつラーメンとして広く認知されるんじゃないかな?って更なる可能性を感じて店を後にしたのだった。