らをた広島

食べ歩きブログ

一味(中区千田町)Aセット

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中区千田町って言うより御幸橋のたもとにある一味
この道はしょうっちゅう通っていたがこの店はあまり記憶になかった。
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もともと今は東広島市に移転してしまった広島大学がすぐ近くにあったので学生街の中華料理屋とばかり思っていた。
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店内は縦に長くなっていて手前右に厨房があってその奥にカウンター、左手にテーブルという構成になっているがメニューをには
「屋台から始めて38年。昔ながらの味をそのままに・・・」
と書いてあるので屋台からのラーメン屋と捉えるのが正しのかもしれない。
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今はもう大学はないのだが元学生街のラーメン屋だった名残からか全体にガテン系の方々が喜びそうなハイカロリー食がズラリ。
中でもどうやらこのAセットをほとんどの客が注文しているようだ。
いち2
そんなに待たされないで来たのはラーメン!!648円。
これまたなんという広島ラーメンを具現化したようなルックスだこと。
いち3
少し遅れてミニチャーハン162円でしめて810円。
ちょうどキリがいいように計算してあってなんとなむ嬉しい(笑)
このチャーハンは驚くほどパラパラのクオリティの高い仕上がりで162円ならこれにかかる手間とか労力を考えればバーゲンと言っても良いだろう。
ココ最近食べたチャーハンの中でも白眉の出来だと言い切れる。
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惜しむらくはラーメンの方で麺はまだしもスープにコクとキレが弱く完全にチャーハンに負けてしまっている。
ハッキリとしたことはいえないが塩分濃度に対してトンコツの旨味が足りないような印象を受けてしまった。
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チャーシューも悪くはないがもう一つパンチに欠けており脂分の多さに対してやや旨味が足りない。
残念ながらどことなく繊細さに欠けているような感じは否めない。
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お腹はいっぱいになる。
チャーハンの旨さが際立ってしまいラーメンが埋没してしまったのかもしれないがもしかしたら「昔ながらの味をそのままに・・・」というキャッチコピーはまんざらウソじゃないもかもしれない。
38年前当時このラーメンは劇的に美味かったのだろうしその味のファンのための店なんだとすればこのままこれからも変わらないほうが正しいのだろう。