
iOS8が秋に発表されるのがわかっていたのでもう現時点に於ける最新のiOSであるバージョン7.1.2はもう脱獄されないのかと諦めていたら突然、脱獄可能が発表された。
脱獄ツールを配布したのはPangu.io
というサイトで見るからにメイドインチャイナの薫りがプンプンだ。

もちろんWindowsでも脱獄可能であるが自分はMacなのでMac版を使って説明するがWindows版もそう大差ないと思われる。
まずはMac版 Pangu v1.1をダウンロードするのだが環境によっては繋がらないことがあるようだ。
自分もご多分に漏れず繋がらなかったのでスマホの4G回線でやっとダウンロードできた。


さすが彼の国のサーバーはいろいろ弾いているのだろう。
しかしこれまでの脱獄とは違って中国製脱獄ツールなんて大丈夫なんかいな?
漠然とした不安にかられてしまう。
まあバックアップさえちゃんと取っておけばダメなら入獄すればええかぁ~と安易にやってみることにした。


現在インストールしている脱獄ソフトはインストし直しになるので何があるのかを記録しておかなければならない。



次にMacのiTunesでバックアップ、続いて何時ものようにパスワードロックを解除して準備完了。


以前はここでiPhoneを初期化して新しいiOSをインストールの手順だったが今は通常のようにiTunesでiOSを通法通りにアップデートする。

これで最新iOSのインストールされた入獄iPhoneのできあがりだ。
ここから脱獄がはじまる。

まずはPanguを起動。
・・・なのだがMacOSではセキュリティがかかっているので普通にダブルクリックしただけでは開かない。

そういう場合には右クリックで「開く」を選択。

するとなにやら渋々開かせてくれるようなダイアログがでるがこれを「開く」で起動する。

するとこんな画面になる。
そして迷うことなく「Jailbreak」をクリック!

するとすぐこんな画面になって時間を変更するように指示される。

設定→一般→日付と時刻のタブで「自動設定」をオフにする。

そして下にある2014/6/30をタップすると・・・

すると今日の日付が現れる。

これを手動で今年の6月2日に設定する。

するとPanguが再び動く始めるが半分くらいでまた停止する。



iPhoneの画面にPanguのアイコンが使いされているのでこれをタップして起動させる。

するとPanguが動き初めて脱獄が完了するのだがこの間、iPhoneが何度も再起動したりPanguが止まったように見えたりして実際かなり焦るのだがここはじっくり開き直って触れることなく待つのが賢明だ。

するとMacの画面はこんな感じになって完了したことを知らせてくれる。

設定→一般からこのiPhoneのOSが7.1.2になったことが表示されている。

そして画面に「Cydia」があればアップデートも脱獄も完了だ。

さっそくCydiaを起動してもファイルシステムを読み込んでいるのか再び待たされるがこれも焦ってはいけない。

そしてここからバックアップしている脱獄ソフトをもう一度ひとつづつインストールし直したらやっと完成ということになる。
ここまでにかかった時間は約30分ってとこかな。
最後に・・・
脱獄(JailBreak)は違法ではないけどとても危険だし故障するリスクも大いにあるのでどのような事態になっても自分1人で解決できる能力と全ての事柄を自己責任で実行出来る自信と覚悟がない場合は決して手を出すべきではない。
だから自分は決して脱獄を推奨しているワケではないし脱獄が原因によるトラブル相談にも対応できない。
それを承知の上で実行する場合は脱獄直前にバックアップを取るのを忘れないように!