
吉野川沿いにあるうだつで有名な街、美馬市。
その幹線道路沿いにある中華そばくにおか。
この店も徳島ラーメンの他店と同様にでっかい駐車場を持っているが人気店のようで昼をけっこう過ぎた時間なのに満杯だ。


店内にはプロ野球選手の写真やらサインやらがぎっしり貼ってある。
やけにパ・リーグの選手の写真に偏っているし店主も一緒に写っているなと思ったらココの店主はもと阪急ブレーブスの投手だったようだ。
なるほどプロ野球を辞めて第二の人生のラーメン屋ということになる。

ちょっと待ってから来たよ!!くにおかの中華そば550円。
メニューに600円にバツがしてあって550円ってその逆はしょっちゅう見かけるが安くなっているのは珍しい。
これは徳島ラーメンの中では何系になるのだろう??ちなみにメニューにも生たまごオプションは存在しない。

店内には僅かな獣臭が漂っていたがラーメンからはそういう嫌な薫りは一切しない。
独特の歯ざわりの少し太めの黄色い麺はやっぱりここでも健在でこのこっさりとんこつスープとよくあうがね。


550円にしたら考えられないくらい太っ腹にどでかいチャーシューが2枚ずどんと入っている。
メンマもポリポリと脇役として良い仕事している。

それとかなり多めに入れられているモヤシ。
そう、ここまでくるとこれは我々にとっても馴染みのありすぎる広島ラーメンぢゃん。
徳島でこういう展開が待っているとは思わなかった。

ここの大将がどこで修行されてこの味に辿り着かれたのかはさっぱりわからんがこの店の繁盛ぶりをみても広島ラーメンが全国的に通用するのは間違いなだろう。
う~~んこんな四国の東まできて広島ラーメンとそっくりな徳島ラーメンに出会うなんて人生って面白い(笑)