らをた広島

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男はつらいよ お帰り 寅さん

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渥美清主演の『男はつらいよ』シリーズ50作目の人間ドラマ。

数々の名作を手掛けてきた山田洋次がメガホンを取り、車寅次郎のおいの満男と初恋の人イズミが再会する物語が描かれる。

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『ALWAYS』シリーズなどの吉岡秀隆が満男を演じ、主題歌を「サザンオールスターズ」の桑田佳祐が歌う。

イズミ役の後藤久美子のほか、倍賞千恵子前田吟浅丘ルリ子らが共演している。

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車寅次郎(渥美清)のおいである諏訪満男(吉岡秀隆)の妻の七回忌に一同が集まり、法事の後は昔話に花を咲かせていた。

満男は長年会社員として働いたが、仕事の合間をぬって執筆していた小説が評価されて小説家に転進した。

ある日、彼のサイン会が開かれ、その列に並ぶ人々の中に満男の初恋の相手イズミ(後藤久美子)がいた。

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世界的名声の高い黒澤明監督と比べてどうにも評価されない山田洋次監督の作品。

そりゃそうだ、作品のレベルが天と地ほど違うように思う。

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個人的に山田洋次監督作品はつまらんから嫌いだが勿論男はつらいよは何本かテレビとかで見たことがある。

そして同様に男はつらいよシリーズではくすりとも笑えず眠たくなる。

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今回の「お帰り寅さん」は古い映像をそのまま使っているのだが最近のハリウッド映画なんかは役者をCGで若返らせたり老けさせたりしているので新しい試みで寅さんをCGで生き返られたりするんかと期待していたが単なる総集編のようでがっかりだ。

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この映画のターゲットは山田洋次監督作品が好きな高齢者だろうからそうなってしまうのだろうが逆に新しさは何もなく2019年作品なのに古めかしい昭和の映画のよう。

後藤久美子浅丘ルリ子夏木マリまで出て来て男はつらいよ同窓会映画みたいなもんだ。

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吉岡秀隆を主役にして叔父の寅さんの過去を描くのだが寅さん映画ファンにはたまらない企画だと思うがよくわからない自分にとってはちんぷんかんぷんだが笑えるシーンもある。

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半分は過去映画で半分はそれを繋ぐ新作見たいな内容に寅さんファンでないヒトはコレは辛い。

やっぱりクドくて濃い演歌のような山田洋次監督作品は自分にはあわんなーと思ってしまった男はつらいよ お帰り 寅さんだった。