キングコングを神話上の謎の島に君臨する巨大な神として描いたアドベンチャー大作。
島に潜入した調査隊が正体不明の巨大生物と遭遇し、壮絶な死闘を繰り広げる。
監督は、主にテレビシリーズに携ってきたジョーダン・ヴォート=ロバーツ。
調査遠征隊のリーダーを『マイティ・ソー』シリーズなどのトム・ヒドルストンが演じるほか、『ルーム』などのブリー・ラーソン、サミュエル・L・ジャクソンらが共演。
巨大な体でリアルな造形のキングコングの迫力に圧倒される。
コンラッド(トム・ヒドルストン)率いる調査遠征隊が、未知の生物を探すべく、神話上の存在とされてきた謎の島に潜入する。
しかし、その島は人間が足を踏み入れるべきではない“髑髏島”だった。
島には骸骨が散乱しており、さらに岩壁には巨大な手の形をした血の跡を目撃する。
そして彼らの前に、神なる存在であるキングコングが出現。人間は、凶暴なキングコングに立ち向かうすべがなく……。
1973年を舞台にしているのがこの作品最大のミソだろう。
まあそうでもしないと今どき人類未開の島とか設定出来ないだろう。
謎の島に生息すると言われるキングコングを探りに行くと言うストーリーはわかりやすい。
キングコングは悪役としてではなく島の守り神として描かれ悪役はむしろ人間の方だ。
ラスボスのトカゲの化け物とキングコングとの闘いがメインイベントなのだがフルCG映像はよく出来ていてさすがに迫力がある。
キングコングと言うコンテンツは日本で言えばゴジラのような存在なのか人気があり何度も映画化されている。
そしてその存在はこの映画にもあるようにまさに巨神なのだろう。
劇中の日本人の描かれ方とかやや??となる箇所はありはするがこの手の怪獣映画としてはよく出来ていたキングコング:髑髏島の巨神だった。
エンドロール後の映像を観れば続編のゴジラ対キングコングが楽しみではある。