このあたりはコインパーキングが少ないのでクルマの置き場にちょっと困ったが町内をグルグル回ってやっと見つけた。
最近開店したお店のようで魚介系まぜ麺の専門店と考えて良さそうだ。
メニューは基本的に「イカスミまぜ麺」「海老まぜ麺」「アサリまぜ麺」の3つになると書いてある。
店外に自動券売機がどーんと置いてあって入店する前に食券を買うシステムだなのでイカスミまぜ麺の小を購入した。
おかわり自由なライス100円には生玉子が付くようでこれはなかなか人気になると思われる。
店内はいかにも新しい店らしく綺麗でカウンターの一番奥に通された。
ペーパーエプロンもあるので自由に使ってほしいとのことでサービスも行き届いている。
ちょっと待ってからキタヨ!!魚介系まぜ麺 辰爾のイカスミまぜ麺小790円。
イカ墨の香りはしないが中華スープのような匂いが漂っている。
一口にまぜ麺と言っても色々あるのだが麺は温かいし若干のスープもあるので関東風の油そばスタイルよりも汁なし担々麺に近いのかな?
メンマにウズラ玉子、モヤシにネギ、そして海苔とあまり見たことがないよなトッピングにどういう食べ物なのか頭を整理しながら攻略することにした。
麺はスープのせいなのか初めからこういうのなのかはわからないがとにかく真っ黒だけどいわゆるイカ墨特有の味付けは希薄だ。
まぜ麺ってくらいだからとにかく全部を混ぜてみたが個人的にはイカ墨パスタのようなガツンとイカ墨の香ばしさが来て欲しかったが万人向けを考えたらこれくらいマイルドな方が良いのかもしれない。
丼の底にあるスープも敢えて飲んでみたが魚介のダシと鶏ガラスープの優しさが際立っていて自分のようなイカ墨パスタ大好き人間にはちょっと物足りないだろう。
当然ながら黒い器にイカ墨だからもう真っ黒に塗りつぶされて何を食べているのか自分でもわからなくなってくる。
個人的にライスインがあまり好きではないので残さないように全体を食べることにした。
この期に及んでテーブル調味料の唐辛子、山椒、酢のどれかで味変しようかとも思ったがそれほど食べ飽きなかったのでこのまま突っ走ることにした。
オリジナリティある着眼点も面白いイカ墨なのにしパスタっぽくならずにしっかりとまぜ麺として成立しているのは凄いなと思うが、どうしてももっとイカ墨にまみれたかったというのが正直な感想だった魚介系まぜ麺 辰爾のイカスミまぜ麺だった。