永斗麺の店舗あちこちあれど個人的にはココが気に入っている。


公式サイトによると汁なし担々麺がこの宇品店だけのメニューということなのだが春限定の鯛らーめんと迷って結局鯛らーめんを選んでしまった。



自動券売機で春の限定麺の食券を買ってカウンターに座った。
セルフのお冷は水ではなくはっきり自信はないがルイボスティーだと思われるお茶でこれはラーメンによくあっていると思う。
ちょっと待ってからキタヨ!!永斗麺 ベイシティ宇品店の春限定鯛らーめん870円。
パッと見はいかにもふじもと系列のラーメンらしくウズラ卵が目立つ。
鯛らーめんというから最近流行りの和風に近いようなアッサリしたのを想像していたが方向性は全然違ってスープはもはやシチューのような高粘度にビックリした。
麺はしっかりコシのあるストレートタイプでややプラスティッキーな感じもあるが悪くない仕上がりだ。


ちゃんと炙ったチャーシューがズラッと6枚も並んでいてこれは嬉しくなってしまうわな。


これだけドロっとさせた濃厚スープにはしっかりと鯛の風味が感じられ昨今の淡麗清湯系に慣れた自分にとっては久しぶりのワイルド系にすら感じられてしまった。
これだけ濃厚でコッテリしたスープには絶対にテーブルにおいてある刻み玉ねぎが合うはずとの確信めいたものがあったので入れてみたが大正解で、この時点でスープまで完食できる未来が見えた(笑)


スープは敢えてレンゲで飲まなくてもこれだけ濃厚ならば普通に食べるだけで麺に勝手に絡みついてくるのである程度はなくなっていった。


ラーメンを食べていると言うよりはなんだか本当にシチューを食べているような錯覚すらあって麺、トッピング、スープが全体的に同じようなペースで減っていく。
余裕ぶっこいてスープまで完食。
さすがはトンコツ魚介に関しては手慣れたもののようだがこれに関してはもう一捻りがあって個人的には大満足してしまった永斗麺 ベイシティ宇品店の春限定鯛らーめんだった。
オススメ。