

広大な駐車場を持つ複合型郊外店のテナントの中にお店はある。
駐車場は最初の2時間はタダでここで飲食したら4時間無料になるようだ。


ここはあの永斗麺の支店で最近できた一番新しいお店のようだ。


入店するとすぐのところに自動券売機があってここでメニューを選ぶ。
事前に公式サイトで調べて牡蠣ダシのラーメン目当てで来たのだった。


店内は洒落ていてゆったりした設計でカウンターが少しとテーブル席が多めのどちらかといえば家族連れターゲットのお店のようだ。
しばらく待ってからキタヨ!永斗麺 ベイシティ宇品店のカキラーメン850円。


ちょこんと乗っかっているウズラのタマゴはふじもと系の証でもある。
チャーシューも直前に炙られていて香ばしい香りが立ち込めている。
麺はやや太めでコシがしっかりあってこの手のとんこつ魚介系のスープにはマッチングが素晴らしい。
肝心の牡蠣スープだが個人的にはオイスターソースのようなのかと想像していたが全然違って牡蠣らしさはそれほど感じられない。


ふじもと系のお店のお約束である刻みタマネギを少しだけトッピングに加えてやってこの辛味も楽しもうと思う。


チャーシューは枚入は入っているが基本的にペラペラでふじもとオリジナルのような茹で豚仕様のほうがやっぱりあっているように感じる。


トンコツは濃厚で甘みもあるのだがいかんせん牡蠣のダシが完全に負けてしまってその存在感は希薄だ。


そうなると中途半端な印象がずっとつきまといだんだん逆に牡蠣の生臭さみたいなものが気になり始めてしまった。


一応完食はしたのだが牡蠣という食材自体がスープ対象にそもそも適しているのか甚だ疑問だと言わざるを得ない。
貝であればはまぐりなりアサリなりしじみなりもっと適したのがあるんじゃないかとやや残念なデキだった永斗麺 ベイシティ宇品店(南区)カキラーメンだった。