らをた広島

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エターナルズ

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ヒーローチームが不在となった地球で、人類の行動が新たな脅威を呼び起こしてしまう。

そんな中、7,000年にもわたって宇宙的規模の脅威から人類を見守ってきたエターナルズと呼ばれる10人の守護者たちが、数千年の時を経て次々と姿を現す。

散り散りになっていた彼らは、人類滅亡まで7日しかないと知って再結集する。

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マーベル・スタジオが手掛け『モンタナの目撃者』などのアンジェリーナ・ジョリーらが出演したヒーローアクション。

7,000年にもわたって人類を見守ってきた集団エターナルズが、地球滅亡の危機に立ち向かう。

第93回アカデミー賞作品賞などを受賞した『ノマドランド』などのクロエ・ジャオが監督を務めた。

『クレイジー・リッチ!』などのジェンマ・チャン、『フレンチ・ラン』などのリチャード・マッデンのほか、キット・ハリントン、マ・ドンソクらが共演している。

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マーベルのヒーロー物最新作。

いきなり冒頭からイギリスが舞台で有ることを認識させるためかピンクフロイドの名作「狂気」の曲で始まるのはインパクトがある。

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監督は中国系なのに中国に厳しいアカデミー賞監督のクロエ・ジャオなのは期待できる。

ただあくまでも個人的な意見だがアンジェリーナ・ジョリー出演の映画は面白かった試しがないのでココは激しく心配になった。

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2時間半以上ある長い映画であるが開始40分でインド映画みたいな謎のダンスシーンが始まって既にアクビが出始めて退屈になり始めたからたまらない。

コレから1時間半以上もどうしようかゾッとして恐ろしくなってしまった(笑)

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よく考えたらクロエ・ジャオ監督がアカデミー賞を獲ったノマドランドも自分にとっては凄まじく退屈で子守唄のような作風だったからもしかしたら肌に合わないのかもしれない。

CGまみれの格闘シーンが見せ場ならコレをガンガンやってくれたら嬉しいのだがダラダラと人物説明みたいなシーンの連続はハッキリ言って苦痛だ。

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最初のロンドンでピンクフロイドだったから他の国に舞台が移るとどんなBGMか期待したが最初だけで他はBGMがないなんてちょっと残念。

あまりに酷いので1時間経ったトコロで観るのを断念しようかと悩んだが逆に考えればコレだけ格好のネタはない訳で一旦中断して酒を飲みながら長い後半を見ることにした。

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実際ディズニーチャンネルで観たヒトはつまらなかったら時間もずらせるし、ケータイでも弄りながら誤魔化せるけど映画館で身銭を切って観たヒトはやりきれんだろう。

最近のハリウッド映画によくあるストーリーそっちのけで単なるCG見本市みたいな類でコレがハリウッド映画を全体につまらなくしている原因のように感じる。

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それと特に後半に入ってから意図的だと思うが画面が暗く全体に映像が観えづらくなるのはあまり効果的とは思えない。

終盤は予想通りCGのオンパレードだが何ていうか既視感満載で何処かで観たようなシーンの連続だ。

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特にラスト30分は拷問に近くあと何分あるのか10回は確認した(笑)

脚本もだがそれだけじゃなく演出やセリフ回しなどツッコミどころも満載で文句を言ったらキリがなくここまで酷い大作もなかなかお目にかかれない。

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オチも陳腐で苦笑いを通り越して普通に笑ってしまった。

やはりアンジェリーナ・ジョリー出演作は自分には合わない事を再確認させてくれたエターナルズだった。