お店の前に駐車場があって比較的アクセスしやすいのがありがたい。
場所的にはフジ庚午店の前だからわかりやすいのだがここのお店の存在は知らなかった。
入店すると一階は全部靴を脱いでの小上がり席になっていてこれは懐かしいと言うか面食らった(笑)
定食屋さんらしくメニューは多岐にわたっていてどれにしようか悩む。
一般的には若鶏天麩羅定食がネット上の多くアップされていたがここは自分の好みで塩鯖焼定食をお願いした。
チョット待ってからキタヨ!!お食事処 味松の塩鯖焼定食900円。
他の客もみんなそうだったがここのお店は待ち時間が比較的長い(約25分くらい)ようでここらへんは最初から考慮して入店する必要がありそうだ。
なんといってもメインの鯖だがこんなに大きかったら全部食べられないと思ったら半身だったのでちょっと安心した。
これにポテトサラダに味噌汁、鯖の横にはおろし大根とキャベツがある。
これにご飯に漬物がついてくる。
まずはおろし大根に醤油を少しかけて鯖にはレモンをぶっかけた。
肝心の鯖は期待通りコッテリ脂が乗っていてタマランウマさだ。
塩焼きなのだが塩はかなり控えめでここらへんも時代に合わせているのだろう。
当然のように鯖をご飯に乗っけてガツガツいただいたがこれが合わないワケがない(笑)
ここから先はもう無我夢中で鯖をほぐしてご飯と一緒に食べるのだが日本人はこういうの遺伝子レベルでウマいと思ってしまうようでウットリしてしまう。
途中でポテトサラダを挟むといい感じの箸休めになってくれるようだ。
鯖は片身とはいえ骨があるのでここらへんは注意しながら食べないといかんがこの面倒な作業が嬉しいのよ(笑)
鯖とご飯がちょうど同じようになくなるように計算されているのか知らないがこの量のバランスは絶妙だ。
だんだんと骨が見えてくるのだがこの間にけっこう身があってこれを器用に箸を使ってほじくり出すテクニックはボケ防止に役立つかもしれない(笑)
なんだかんだと鯖の骨以外はキレイに完食。
それに気がつけばけっこうお腹も膨らんでいるのがよくわかる。
この量と内容で900円ってかなり安いし何よりここのお店の昭和の雰囲気はなかなぁ捨てがたい。
量が多いので学生に人気があるらしいがオッサンにも大満足なお食事処 味松の塩鯖焼定食だった。
オススメ。