イギリスの諜報(ちょうほう)機関・MI6の敏腕エージェント、オーソン・フォーチュン(ジェイソン・ステイサム)は、100億ドルで闇取引される危険なブツ“ハンドル”を追跡、回収する任務を依頼される。
ハッカーのサラ・フィデル(オーブリー・プラザ)らと即席チームを組み、行動を開始した彼はハリウッドスターのダニー・フランチェスコ(ジョシュ・ハートネット)を任務に巻き込む。
彼らが武器商人グレッグ・シモンズ(ヒュー・グラント)に迫るにつれ、巨大な陰謀が明らかになる。
『ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ』などのガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムが組んだスパイアクション。
MI6の敏腕エージェントが即席チームを結成し、100億ドルの闇取引を阻止すべく奮闘する。
主演のステイサムをはじめ、『チャイルド・プレイ』などのオーブリー・プラザ、リッチー監督作『キャッシュトラック』などのジョシュ・ハートネット、『ソウ』などのケイリー・エルウィズのほか、バグジー・マローン、エディ・マーサン、ヒュー・グラントらが共演する。
ジェイソン・ステイサムのスパイ物らしいので観た。
イギリスのスパイと言えば007だがチームで任務を遂行するスタイリッシュさが売りの作品だったと考えれば良さそうだ。
世界を又にかけてゴージャスでシャレた映像がテンポ良く畳み掛けてくれるので観ていて楽しいが最近ではこの手の作品が目白押しなので目新しさと言う点では全く新鮮味はない。
ヒュー・グラントが悪役で出ているが随分と年を取ったと思ったらもう還暦を超えていたのでビックリしてしまった。
劇中に初代フォード・マスタングのスーパーバージョン、シェルビー GT350が出てきて実際に走行するシーンもあるがこのクルマはかなり程度が良さそうなので数億円の価値があるだろう。
この手の作品はとにかくアクション命だから全てのストーリーは迫力あるアクションに説得力を持たせるためににあると言っても過言ではない。
クライマックスの激しい戦闘シーンはどえらいカネがかかっているのは一目瞭然だしその分迫力はハンパない。
シェルビー GT350もアクションに参加させてさすがにブッ壊さないがガンガンドリフトとかやってるのはある意味貴重なシーンだろう。
とにかくスタイリッシュな007かと思ったがちょっと感じは違っていてチームで闘うスパイと言う感じで明らかにテイストが異なる。
ただラストの盛り上がりは思ったほどではなくココらへんは個人的に期待外れだったが予想外のオチに関しては笑わせて貰った(笑)
シリーズ化を目論んでいるのかも知れないがソレはこの作品の興行成績次第だろうがあまり話題にならないんじゃないかと心配になった。
もうちょっとわかりやすい個性みたいなのが欲しいと言うのが正直な感想だったオペレーション・フォーチュンだった。