トランスファーオイルだがそもそもトランスファーってエンジン→トランスミッションから来る駆動力、回転を前後タイヤに分配伝達させる部品で四輪駆動車特有のパーツこと。
当然トランスミッションに接続されているので今度はフロントからアプローチになる。
まずはGRヤリスのアンダーパネルを全部外すのだがこれがけっこう多くのネジで止められていて時間がかかった。
これもかなりトリッキーな位置にボルトがあるようでかなり苦労する。
ようやく廃油できたがこちらもリアディファレンシャルオイル同様に500cc入っているはずが少し足りないように見える。
こちらもリアディファレンシャルオイル同様に汚れは凄くて鉄粉がはなり入っている。
次はいよいよ最後のマニュアルミッションオイルでこちらも外すのがけっこう大変だったがどうにかタイヤを外すことなくできそうだ。
廃油の量はこれまでのリアディファレンシャルオイルやトランスファーオイルと違って既定値の2000ccちゃんと入っていたようだ。
そもそも今回のオイル交換を思い立ったのはマニュアルミッションに若干の違和感(少しだけ6速に入りにくい)を覚えたからなのだが、さぞかしひどい事になっていると予想していたが意外にもマニュアルミッションオイルの汚れはそれほどでもなかった。
さてこのマニュアルミッションオイルを注入したら完了だ。
これにもこのお手製オイル注入器が威力を発揮してくれて2リットルのオイルをあっという間に注入完了。
トランスファー・リアディファレンシャルオイルに関しては正直交換しても変化はわからないのだがマニュアルミッションオイルだけはさすがに実感できる。
これまで以上にスコスコギアが入るのでついついいらん変速をやってしまうくらいで運転がよりいっそう楽しくなってしまった。
ちなみにこれをディーラーでやってもらうとオイル代(1万7千円)は勿論、工賃が3万3千円かかるらしい。
今回も快く引き受けてくれたマモラ氏に感謝しかないのであった。