今回の目玉の一つは間違いなくこの新型フェアレディZだろう。
映像で見るよりも凝縮感がすごくあって非常にカッコいい。
フロントは明らかに初代のS30z型フェアレディZ、特に悪魔のZを意識した逆スラントノーズで自分のような湾岸ミッドナイト世代には刺さるもんがある。
リアはZ32型のオマージュのようなデザインになっていて新しいクルマなのにどこかレトロっぽい懐かしさもある不思議な感じにまとめられている。
その新型フェアレディZの隣にあった参考出品のFAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTO。
フロントバンパー、フロントグリル、オーバーフェンダー、大型リアスポイラー、ブラックエンジンフード、ボディサイドストライプ、カーボンリップスポイラー、専用エンブレムを専用のオレンジカラーリングを採用。
専用19インチアルミホイールにダンロップ製専用タイヤのフロント255/40R19、リア285/35R19を装着、そのほか専用デュアルエキゾーストマフラーが装備されていてどう考えてもここまでの完成度ならこのモデルをフラッグシップにするのかと思ったら販売予定はないとのこと(笑)
ここらへん日産の商売の下手さみたいなのが滲み出ていて失笑してしまった。
トヨタならこのオレンジのモデルこそカタログのイメージモデルに抜擢してマニアに限定で阿漕な高い値段で売りつけるんじゃなかろうか。
その他日産にはキャンピングカーみたいなのもあったが興味ないので写真だけ。
あと35GT-Rの最後のモデル?みたいなのもあったがどうにもこのガンダムデザインは個人的に苦手だ。
あとミドシップ化された新型コルベットも初めてみたがこれはいかつくていかにもスーパーカー然とした押しの強いスタイルには惚れ惚れしてしまった。
あとアルピーヌは新しいA110Sアセンションを展示していた。
最高出力300PSの1.8リッター直4ターボエンジンを搭載、最大トルク 340N・m(34.6kgm)/2,400rpm、車両重量 1,110kg、トランスミッション 電子制御7速AT(7DCT)、限定30台でメーカー希望小売価格:10,590,000円(税込)。
アルピーヌはF1マシンも展示してあってこんな近くで初めてみたがタイヤが小さくて思ったよりホイールベースが長くデザイン的にはやや縦長に間延びしてかっこ悪く見えてしまった(笑)
他にもあれこれ展示してあったが改造車を展示するイベントなので全体にはGR86/BRZとGRヤリスが多かったような印象がある。
でも目当てだったGR MNヤリスと新型フェアレディZが見れて良かったのだが一番印象的だったのは間違いなくあのオレンジの展示するだけのFAIRLADY Z CUSTOMIZED PROTOだったよ!ってヒトは多いんじゃなかろうか。
あのまま出せば高くても絶対に売れると思う。