らをた広島

食べ歩きブログ

ラーメン大将(周南市櫛ケ浜)裏メニュー 紅・べに

べに1
今日もやってきた周南市櫛ケ浜にあるラーメン大将
この日は平日の11時半くらいに伺ったがもう駐車場は満杯で座れるのはどうか不安になりながら店内に入った。
べにべに1 べにべに2
運良く先客が出たばかりのテーブル空いていたようで即時で座ることができたがこの調子なら昼時は待ち客でてるんだろうな〜。
今日の狙いは今回正式に裏メニュー(メニュー表に掲載されていない)採用された「紅・べに」ラーメンだ。
紅というのは要するに酸辣湯麺(すーらーたんめん)と考えればわかりやすい。
酸辣湯「酢の酸味と唐辛子や胡椒の辛味と香味を利かせた、酸味豊かな辛みのあるスープで年間を通して食べられる料理。
鶏肉、豆腐、シイタケ、キクラゲ、タケノコ、長ネギ、トマトなどの具材を使ったスープを、食塩、醤油、生姜汁で調味し、たっぷりの酢と唐辛子あるいは胡椒を加える(唐辛子の代わりにラー油を使う場合もある)。片栗粉でとろみをつけた後、溶き卵を流し込んで仕上げる。」 Wiki参照
べに2
さてこれがラーメン大将の酸辣湯麺こと「紅ラーメン」750円。
目にも鮮やかなそのルックスは我々広島カープファンの心躍らせるレッドでいかにも辛い麺料理ということを主張しているかのようだ。
べにべに4 べにべに3
実際にスープを飲んでみると実に鮮烈な辛さとそれを追いかけてくるような酸味が実によくブレンドされており塩梅というかデフォルトの辛さと酸っぱさの設定の絶妙さに唸らされる。
自分的にはこれ以上辛いと他の味がわからなくなるギリギリのところだしこれ以上酸っぱいともともと酸っぱいものが苦手なので食べるのが苦痛になってしまうだろう。
べに4
お得意の自家製麺ではあるが決して全面に出過ぎずかといって派手なスープに埋没することなくずっとコシを発揮し続けるのは流石だ。
麺の良さばかりが目立っていた以前とはまるで趣が変わってじゅうぶんにスープと調和させるコツみたいなものを掴まれたような気もする。
べに3
最初は見えないのだがスープ中層に漂っている溶きタマゴが面白いアクセントになっていて辛さに変化をつけてくれるのでけっして食べ飽きることがない。
べにべに5 べにべに6
しっかりしたメンマだけではなく白髪ネギ、シイタケ、ナッツ類などのいろんな具が入っているのだがこれらを見事にまとめているのはベースになっているとんこつスープであることは間違いない。
べにべに7
酸辣湯麺にもいろいろあって最近ではあっちこっちで食べることができるがやたらめったら複雑な具材がいれてあるのが良いのだがうまく御しきれていない例をよく見かけるがラーメン大将の「紅ラーメン」に関してはしっかりしたとんこつスープにこれらをまるっと飲み込んでしまう力強さがあるから全てがキレイにひとつに結実しているように感じる。
数なくとも自分の知る酸辣湯麺の中ではこの紅ラーメンが頭ひとつ完全に抜き出ている。
メニューにはないが「紅ラーメン」と普通に注文すれば誰でも大丈夫なので是非チャレンジしてもらいたい。