らをた広島

食べ歩きブログ

第三スター(周南市)中華そば

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周南市の市街地にある第三スター
駐車場はないが近所にコインパーキングがたくさんあるので心配はない。
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それにしても年季の入りまくった外観にちょっとびびってしまった。
もう遠くからでも昭和の香りが蔓延しているかのようだ。
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店内も決して期待を裏切らない。
カウンターのない全部がテーブルの枯れた雰囲気がむんむんと漂っていていわゆる典型的なおばちゃんが出迎えてくれる。
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店内からは厨房は見えないが奥でおそらく大将がラーメンを造っていると思われるが確認できなかった。
そして注文してすぐにトイレに行ったのだが帰ってきたらもうラーメンが机の上に置いてあった。
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第三スターの中華そば550円。
イマドキ550円という値段も衝撃だがこのまったく油の浮いていないスープもオドロキだ。
ちなみに徳山駅近くにはスター本店、第二スター、そしてこの第三スターの醤油ラーメンのお店があってこれらを総称してスター系と呼んでいわゆるご当地ラーメンになっている。
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麺はなんていうのか平打ちのような長方形断面の珍しい細麺だ。
ただでさえ伸びやすかろうこの細麺なのに、この辺の方々の好みなのか最初からかなり柔らかく茹でられており、なんとも懐かしくもある昔の中華そば。
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もやしにネギが効果的に辛味と甘みをプラスしておりなかなかどうしてよく計算されている。
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チャーシューは失礼ながらもうスープに旨味を出し切った抜け殻のような味なのだが、これもこの手の昔のラーメンではお約束ではあるわな。
それでも迫力ある大きなのが2枚もデーンと入っているのはこの値段を考えれば破格だ。
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スープのベースが鶏なのか豚なのかさっぱりわからないが今の基準からすれば、やや物足りないのでテーブルに置いてあるデッカイ胡椒缶に手が伸びてササッとラーメンにふりかけてしまった。
だけどどうやらこれが正解だったようで実にコショウが入るとピリッとした辛さが立って醬油の甘さが引き締まる。
こういうオールドスタイルのラーメンはやっぱり昔の流儀でコショウ一発が欠かせないのかもしれない。
これだけ脂分がないのにちゃんとラーメンとして成立させているのは凄いことだと思って店を出た。