
地蔵通りのがらく。
ここはつい半年前に万丈というラーメン屋だったテナントだったがなんともう東白島にあったがらくが移転オープンしていて驚いた。


店内は万丈のそのままを居抜きで使っておられるようで前回は広島らーめんを食べたので今回は店名を冠したがらくらーめんを食べてみることにした。
注文時に辛さを聞かれたので「普通」はどれくらいか尋ねたら3倍程度だと言われたので3倍にした(笑)

すぐにやってきたよ!がらくのがらくらーめん730円。
真っ赤っ赤でいわゆる担担麺のようなルックスだ。

ベースが広島ラーメンであることを強く感じさせるストレート麺。
コシもしっかりあって旨い麺だ。


デフォルトでタマゴが半分だけ入っていて後はネギとチンゲンサイというトッピング。

これに肉味噌が乗っててこれを溶かして全体に行き渡らせるのだが、これによって辛さが強くなることはなかった。


「普通」という3倍でもスープにけっこうな辛さがあるのでこれは辛いもの好きにはたまらんラーメンなのかもしれない。


だけど辛さの構成に深みがなく単にとんこつスープに辛子味噌を入れただけのような組み立てに感じれなくもない。


そうなると当然後半食べ飽きてくるんじゃないかと心配したが見事に的中しダレ気味になってきた。


無料でもっともっと辛く出来るようだがそうなるとこのラーメンは辛いものが食べたい欲求を満たすだけのようなものになってしまいかねない。
あくまでも個人的な意見だがこれだけ辛くするのならもう少し旨みを増さないとバランス的にもう辛さしか感じられなくなってしまって残念だ。
以前東白島の店舗で食べた広島ラーメンは悪くなかっただけに、なんとなく釈然としない気持ちを抱きながらお店を後にしたのだった。