らをた広島

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人気AV女優・紗倉まながAV業界に関係する女性たちの生きざまを紡いだ小説を基にした人間ドラマ。
AVによって人生を左右され、家族や友人らの間で揺れ動くヒロインたちを描く。
3人の主人公を演じるのは、『今日という日が最後なら、』などの森口彩乃、『フィギュアなあなた』などの佐々木心音、モデルの山田愛奈
ピンク映画出身で『64-ロクヨン-』シリーズなどを手掛けた瀬々敬久が監督を務める。
AV業界という世界に触れ、もがきながらも歩みを進める女性たちの姿が見どころ。 99ead_1428_63234f22_55509369
安定志向だった34歳の主婦・美穂(森口彩乃)は、人生を変えることができるのではないかと考え、AVに出演しようとする。
17歳のあやこ(山田愛奈)は母の孝子(高岡早紀)が元AV女優だと聞き、真相を尋ねる。
25歳の人気AV女優・彩乃(佐々木心音)はある日、突然やってきた母親の泉美(渡辺真起子)の制止を振り切って仕事に出掛け、撮影中に意識を失う。 20170309-saitei_full
ケンドーコバヤシがやってるラジオに出演していたので知ったAV女優・紗倉まな。 
非常に頭の回転が速くケンコバアインシュタインと言ったお笑い芸人さんたちに一歩も引けを取らないやり取りにAV作品を全く観てないのにファンになってしまった。 DQ5cun_WkAABYTh
R15指定だから覚悟はしていたがかなりエッチなシーンがちょいちょいあるので自分のように家族がいる自宅での鑑賞には注意が必要だ(笑) 20170926-saitei04_full
内容はAVを取り巻くヒューマンドラマ。 
それが3人の女性の同時進行だからよく観てないと訳がわからんようになりそう。 
だけど最終的にその3人の人間模様が交差するところはよく考えられたストーリーだと思う。
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AVにそれほど詳しくないのでよくわからんが確かに身内がAV女優になれば家族にはそれ相応の影響があるだろうし妙に生々しいのはもしかしたら作者である紗倉まなの実体験もある程度ベースになっている可能性はかなりあるだろう。  maxresdefault
女性が自らAV業界で働くようになるのにはそれなりの理由があるのだろうが、そのほとんどが金銭的なものなのだろうと勝手に想像していたがそれだけではない事が何となく理解できた。 
出演している俳優さんもほとんど知らない人ばかりながらなかなか頑張っている。 
ただ映画としてはこの暗くて重いテーマがずっと続くので激しい絡みもありはするが最後の方は救いようがなく感じられややウンザリしてしまった。 
それに何よりこの映画を通じて何が言いたいのか結局ようわからんかった事が一番ストレスになってしまっていたのだった。