らをた広島

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地獄の花園

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最強の座を懸け、OLたちが拳による熾烈(しれつ)な争いを繰り広げるコメディー。

普通のOL生活に憧れる女性が働く職場に、一人のカリスマヤンキーが中途採用されたことから、全国のOLたちを巻き込む抗争が勃発する。

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『架空OL日記』シリーズなどのバカリズムがオリジナル脚本、彼とドラマシリーズ「かもしれない女優たち」で組んでいる関和亮が監督を務めた。

主人公を『君は月夜に光り輝く』などの永野芽郁、彼女と友情を育む同僚を『巫女っちゃけん。』などの広瀬アリスが演じる。

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26歳のOL田中直子(永野芽郁)が働く職場は一見平和そうだが、裏では派閥争いのためOLたちが日々けんかに明け暮れていた。

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ある日、カリスマヤンキーの蘭(広瀬アリス)が中途採用されたことをきっかけに、彼女たちの会社は全国のOLから標的にされてしまう。

やがて、直子はOLたちの頂点を懸けた抗争に巻き込まれていく。

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永野芽郁主演だけに楽しみにしていた作品。

劇中に出演もしているバカリズム脚本というのも面白そうだ。

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しかし特攻服着たいい歳したヤンキーOLと言うむちゃくちゃな世界観だがここまで吹っ切れているとむしろそれなりにリアリティがあるのが不思議だ。

菜々緒ファーストサマーウイカも迫力あるが広瀬アリスのヤンキーぶりも堂が入ってる。

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内容的にはガチなコメディなのだがだとしても男がOLに扮しているのは笑えた。

広瀬アリスのコメディエンヌぶりはよく知っていたが永野芽郁も相当頑張ってる。

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ストーリーは展開早くサクサク進んで見飽きないように工夫されている。

ヤンキー漫画は読んだことがないがバカリズムが脚本である以上、物語のベースは昔のマンガであることは疑いようがない。

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ちょっと前にバカリズムがOLに扮してる映画があまりにつまらなくて途中挫折したが今回の作品は良くできていている。

似たような傾向の作品ばかりの日本映画にあってなかなか個性的で個人的にはけっこう良かった地獄の花園だった。