らをた広島

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カイルXY



アメリカのテレビドラマ。
ヘソのない素っ裸で何も喋れない不思議な青年が突然現れてから全てが始まる物語。
カイルと名付けられた青年は超人的な運動技術と知能を持ち取り巻く人々との関わりを描いていく。
まあ比較的よくあるストーリー。
SFなんだと勝手に思い込んで見始めた。
謎が謎をよびテンポ良くなかなか楽しい。
だけど途中からやや青春グラフィティみたいな雰囲気を漂わせる。
まあそれはそれでいいのだがセカンドシーズンからサードシーズンにかけては丁寧な作り込みだ。
ただ主人公の不思議少年カイルの可能性がうまく膨らまずやや緩慢な展開になりはじめる。
そこで本国での視聴率がダウンし始めたのだろうがシーズン4になると超能力少年の活躍するSFはすっかり影を潜めて惚れた腫れたの単なるティーンエイジャー向けラブコメに成り下がっていくのはまさに、頭でっかち尻すぼみの急転直下(笑)
なにやら日本のジャリタレでデスパレートな妻たちを演じさせてるような雰囲気(爆)
一般に一話完結タイプのドラマは都合がよい。
長い放送回数の中には少々手抜きしてもお客は離れないだろうがカイルXYのような連続ものは大変だ。
一話つまらなくしたり手抜きをするとずっと整合性をとらなきゃならんから視聴率は急降下し取り返しがつかなくなる。
ヒーローズやターミネーター・サラコナークロニクルズも話しの途中で突然終わってしまってるが最後までついて行ってるファンは泣き寝入りってコトなんかな?
どんなにつまらなくて痛くても悲惨でも一応のラストを見る日本のドラマの方がいくら海外ドラマのパクリでもまだ良心的っトコロか(笑)