らをた広島

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アウトブレイク ―感染拡大―

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同作は、カナダで大ヒットを飛ばしたパニックスリラー。

撮影は、中国武漢で最初の新型コロナウイルス感染者が発見されるよりも前に行われており、カナダでは1~3月に放送された。

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ドラマ内では、日々の入念な手洗いやマスク着用といったウイルス対策、ソーシャルディスタンスの提唱や、感染拡大に伴うマスク不足による転売問題、集団感染(クラスター)や院内感染の恐怖、誤情報に伴う人種差別などが描かれ、さまざまな点で現実とリンクする。

カナダ・ケベック州モントリオールで、危険な未知のウイルスがホームレスたちのあいだで広がりを見せていた。

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感染症スペシャリストであり、緊急衛生研究所の所長であるアンヌ=マリー・ルクレール博士は、この非常事態に伝染性が高い未知のウイルスの存在にいち早く気付き、その正体を掴もうと奔走する。

一瞬の接触、連鎖的な接触を経て、感染者や死者が州全土に増えてゆく。

やがて、そのウイルスが感染力と致死率が極めて高い新型のコロナウイルスであることが判明する。

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患者たちの細胞の損傷が同じであったことを糸口に、アンヌら研究者たちは、新型コロナウイルスの存在を突き止める。

しかし、ウイルスの変異、患者があふれる病院、暴動を起こす人々など、次々に問題が降りかかるさまが収められている。

アウトブレイク 感染拡大」(全10話)は、7月3日からAmazon Prime Video、DMM.com、FODプレミアムなどで順次配信される。

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Amazon primeで一気に観た。

日本語字幕なのだがカナダのドラマだから言語がフランス語だったのには驚いた。

カナダはフランス語言語だとは聞いていたがこのドラマで実感させられた。

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一話40分少々の尺で10話だからちょうど日本のドラマと似ていてペースが掴みやすい。

フェレットを介して爆発的にウイルスが広がる様はこの新型コロナウイルス(武漢肺炎)のご時世に非常に説得力がありマジ怖い。

主人公は日本と同様に靴を脱ぎ帰宅したら手を洗うのを習慣としていたが感染症専門医というのを強調したいのだろう。

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主人公がいち早くウイルス疾患を突き止めたのに隠蔽しようとする奴らが描かれたりと武漢で最初に何が起こったのかわかったような気がした。

このドラマが制作された時は今回の武漢肺炎ウイルスなんてわからなかったのに、ウイルス感染のデマを拡散するマスコミや感染者差別、マスク高額転売に医療崩壊、ロックダウンに自粛生活や過剰に恐れるコロナ脳に第二波への怯え、新薬を巡る政治的陰謀、自己保身の為に事実を隠す感染者、私利私欲優先でウイルス撒き散らす人々などよくもまあこれだけ的確に予言できたもんだと感心する。

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このドラマではフェレットから新型コロナウイルスがヒトに感染してパンデミックが起こるのだが現実のコロナウイルスの出所はどこなのか知りたいが発生源が中国なだけに証拠は隠滅されているだろう。

しかしドラマ舞台のカナダ人に限らず欧米人は押しなべてこんな感じだと思うが日本人からしたら考えられないくらいのベタベタしたスキンシップでそりゃウイルスも伝染りまっせと言いたくなる。

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アメリカのドラマと比較すると予算的な問題なのか全体にショボい表現が多くそういう意味では日本でも作れそうなドラマではある。

日本ではワイドショーなどのマスコミがやれ「コロナ怖い」と人々の恐怖を必要以上に煽りまくっているがコロナウイルス感染の正確な知識を啓蒙する良いドラマだと思う。

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カナダでは当然ながら高い視聴率だったそうだがそれを受けてか今回の10話では完結しない。

シーズン2が決定しているそうだから今から楽しみだ。