らをた広島

食べ歩きブログ

冷麺専門玉一 ラーメン

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広島市安佐南区西原のわかりにくい場所に冷麺専門店玉一がある。
よく考えたら広島のラーメン屋って店名に「一」がつくのが多い。
ぱっと思いつくだけで一白、一優、与壱、一竜、一龍、周一、一心亭、一休、あげくに一(ICHI)ってモロに一ってお店まであるくらいだ。

店の前に駐めにくいが駐車場がある。
この店の前の路地は狭いのでデッカいバイクやクルマで行く場合は注意が必要だ。
自分はこんな狭い道クルマで行く自信がないからバイクで行ったがそれでも狭いと思ったくらい。

かなり前につけ麺(かなり個性的だった)を食べにここにきたのだが今回の狙いはラーメン。
山口のクー太郎さんのたぶろぐ2って有名なサイトでここが紹介されていた。

その中で「今までに遭遇したことがない味」って書いてあったのでどうしてもラーメンが食いたくなった。
そこで未食のラーメン目当てにのこのこやってきたという次第だ。

店内はがらんとけっこう広くカウンターにテーブル。
自分が一番客だったようで女性二人が気持ちよく対応してくれた。
以前は大将がおられたような記憶もあるのだが自信が無い。
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きたきた~~玉一のラーメン650円。
おおお~良い薫り~

麺は非常によくあるタイプでザックリした広島じゃ一番ポピュラーなタイプ。
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凄いのはスープでこれは瞬時にカゼイン膜が張ってくるくらい濃厚だ。
これは確かにいわゆる広島ラーメンの文法からは外れている。
トンコツしょうゆラーメンではあるのだがタレに何か特殊な香辛料系のモノがいれてあるのか確かに「今までに遭遇したことがない味」で間違いない。

濃厚だけどコッテリしているわけじゃない。
なんて表現すれば良いのかわからんがとにかくトンコツしょうゆになにかが追加されていてそれがこのラーメンの個性を際立たせているのは確実だ。
もしかしたら醤油そのものがちょっと特殊なのかもしれない。

いずれにしてもかなり個性的で上質であるのは確かでハマるヒトはハマりまくるタイプのラーメンだと思った。
なにを持って「広島ラーメン」と呼ぶのか論議は別れるところではあるがこれも広島ラーメンの一種なのだとしたら相当個性派、いや異端児ってポジションになるんだろうな~(笑)
いずれにしろ旨かった!!