らをた広島

食べ歩きブログ

探偵はBARにいる


二日酔い故映画レビューでお茶を濁すことにする(涙)
大泉洋出演の2011年日本映画。
DVDでみた。
今でも北海道を中心に活動する大泉洋らしく冬の札幌が舞台だ。
自分も何度も冬の札幌に遊びに行ったが広島なんかとは比べ物にならないくらいの大都会が信じらんないくらい寒く凍てついた場所にある。
なんせ札幌は東京→横浜→大阪→名古屋に次いで全国で5番目にドデカい街でなんと京都や福岡よりも大きいのだから大したものだ。
ちなみに広島は全国11位である(笑)
すっかり話がそれてしまった。
そもそも大泉洋水曜どうでしょうの頃からある意味演技には定評があったが共演の松田龍平がなかなかいい味だしている。
しかしこれはいろいろ小ネタが散りばめられており出演者も豪華であるがちゃんとしたサスペンスになっている。
小説が原作だとしてもまったく先の読めないストーリーは秀逸だ。
それに適材適所の絶妙なキャスティング。
周到によく練られた脚本、大昔の日テレドラマ「太陽にほえろ」や「傷だらけの天使」あたりをリスペクトしたような昭和の雰囲気の映像造り。
結果とても意外な展開ながら勧善懲悪のわかりやすくハイレベルで面白い作品が出来上がっている。
最後のオチもとにかく素晴らしく立ち上がってブラボーと叫びたかったくらいだ。
既にこの続編が決まっているそうだがこの作品がシリーズ化するなら下手すりゃ俳優・大泉洋の代表作になるやも知れない。
あの伝説のローカル低予算バラエティ、「水曜どうでしょう」から出てきた大泉洋も遂にムービースターになってしまうのが嬉しいような寂しいような・・・とずっと彼を応援してきた北海道民もきっとそう思っていることだろう(笑)