らをた広島

食べ歩きブログ

フード・ラック!食運

f:id:unkosuzou:20210712103719j:plain

お笑いトリオ・ダチョウ倶楽部の寺門ジモンが、初監督を務めるヒューマンドラマ。

食べることの大切さや、作り手への感謝の気持ち、誰かと共に食卓を囲む喜びを描写する。

f:id:unkosuzou:20210712103909j:plain

EXILE三代目 J Soul BrothersのNAOTOと、『春待つ僕ら』などの土屋太鳳が主演を務め、主人公・良人の母を『双生児-GEMINI-』などのりょうが演じている。

石黒賢松尾諭寺脇康文、白竜、東ちづる筧美和子大泉洋らが脇を固める。

 

f:id:unkosuzou:20210712103745j:plain

良人は、下町にのれんを出す人気焼肉店「根岸苑」を一人で切り盛りする母の安江(りょう)の手料理を食べるのが楽しみだった。

だが、ある出来事をきっかけに店は閉店し、成長した良人(NAOTO)は家を出て、しがないライターとして暮らしていた。

f:id:unkosuzou:20210712103932j:plain

ある日、彼はグルメ情報サイトの立ち上げを任される。ところが、時を同じくして疎遠になっていた母が倒れたとの連絡を受ける。

f:id:unkosuzou:20210712103755j:plain

土屋太鳳が出てるので観た(笑)

監督はなんと寺門ジモンとは驚きだ。

f:id:unkosuzou:20210712103807j:plain

いわゆるグルメドラマみたいな展開だが寺門ジモンだけに肉に対するこだわりが凄い。

ネットと飲食店との裏事情も暴露されているシーンまであってまあさもありなんという。

f:id:unkosuzou:20210712103819j:plain

ストーリーは基本的に単純で非常にわかりやすくどことなく美味しんぼのオマージュのようだ。

とにかくこの映画の見所はなんと言っても旨そうな肉の調理シーンだ。

f:id:unkosuzou:20210712103830j:plain

焼き方にもかなりの専門的な知識が披露されていて焼き肉を食いに行きたくなる。

あの大泉洋がちょい役で出てるがさすがにいい味を出していてかなり笑えた(笑)

f:id:unkosuzou:20210712103843j:plain

寺門ジモン監督と言うことで全く期待しないで観たのだがストレートに肉への愛が表現されていて結果としてなかなか面白い作品になっている。

最後の方は無理くり泣きに持っていこうとする意図はわかるがちょっとこれは強引すぎるようで1ミリも泣けなかった。

f:id:unkosuzou:20210712103853j:plain

まあ内容がどうのとかよりもこの超旨そうな焼き肉の数々を堪能するというコンセプトであればその確信は突いていると思われるフード・ラック!食運だった。