らーめん札幌直伝屋(中区そごう広島店 北海道の物産と観光展)味噌ラーメン
そごう広島店で[第41回]北海道の物産と観光展が開催されらーめん札幌直伝屋が出店すると聞いてやってきた。
らーめん札幌直伝屋と言えば高得点を叩き出している札幌の味噌ラーメンのお店なので興味があった。
テーブルの上にあれこれ調味料が並べられていないのはデフォルトに余程自信があるかのようだ。
さてやってきたよ!らーめん札幌直伝屋の味噌ラーメン900円。
どっちかと言えばシンプルなルックスにやや拍子抜けしてしまった。
札幌の味噌ラーメンといえば炒めた野菜が大量に乗っかっているのがお約束だが表面の白ネギを少し避けるとその下にはしっかり炒めた野菜の姿が見えてきた。
麺は鮮やかな黄色で思ったより太くない縮れ麺。
これがなかなかコシがあって旨いの〜。
最近の札幌味噌ラーメンも以前のような判で押したような脂ぎっとりではなくなったようだ。
スープはもちろん味噌の香りが立っているがいわゆる「すみれ」「純連」のような悪夢の脂層はなく逆にさっぱりした仕上がりになっていてショウガの香りまで漂っている。
チャーシューもこの路線に合わせるように脂身の少ないまるで博多のとんこつラーメンにでも入っていそうな薄くてパサパサのタイプ。
あっさりしていても香辛料がけっこう効いていてお子ちゃまでは食べられないくらいのスパイシーな味噌ってこれまで食べたことがない面白さだ。
もう10年位まえに実際に札幌に行って地元の有名だと言われる味噌ラーメン屋を何軒か回ったが脂ギトギトのロクでもないラーメンの連続だった。
だけど時代は変化して札幌の味噌ラーメンも相当にスタイルを変えているのは間違い無さそうだ。
通常味噌一食に塗りつぶされてしまうことが多いので個人的には敬遠しがちな味噌ラーメンなのだがこれだけスッキリアッサリと一気に食べられる味噌ラーメンなら大歓迎だ。
気がついたらスープまで完食してしまっていたがなるほど昨今の味噌ラーメンは以前のような何とかの一つ覚えみたいな激熱脂ギトギトではないってことを思い知らされたそごう広島店のらーめん札幌直伝屋、味噌ラーメンだった。
単純に旨い味噌ラーメンす。