らをた広島

食べ歩きブログ

手打ち中華そば侍(山口市)元味

ささ1
山口市のハズレにある手打ち中華そば侍
広島市からはるばるここまでバイク3台で3時間かけて下道でやってきた。
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11時少し前に到着したがラッキーなことに一番乗り。
開店前だったが大将にトイレを拝借したついでにこのお店の前に書いてある「3月31日のおすすめ・・・」ってなんて書いてあるのか聞いてみたが「中華そば」だそうである。
読めんがね・・・・
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そうこうしていると開店時間少し前だけどお店にいれてくれた。
いや~いつも混雑して待ち客がいることが多い侍だがさすがにこの時間はダレもいなくてなんだか嬉しいですのぅ~(笑)
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メニューはみっつあってノーマルの「元味」魚介入りの「新味」こってりの「濃い味」。
このノーマルってのがここの基本になるのだが元々は福島県白川ラーメン「とら食堂」で修行された山根大将がつくる白川ラーメン。
これは中国地方っていうか西日本では珍しいこのラーメンを堪能できる希有なお店って考えればわかりやすい。
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以前はここの関東風っていうか独得なスープに馴染めなかったのでおそらくは大将が地元のヒトにもわかりやすいようにと魚介を入れて新たに作ったのであろう「新味」ばかり食べていたが最近はなぜか慣れてノーマルの「元味」ばかり注文している。
今回も元味600円。
これが侍の今日の一杯目ラーメンとなるからかもしれないがこの日のスープもキレッキレ。
侍らしくスパッとナイスは切れ味のスープは健在だった。
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むぅぅううう~
自家製麺らしく太さがまちまちなのはご愛敬だがこの麺のぷにゅぷにゅ感はやっぱり凄い。
若干平たくなっておりこれがびろびろした感じを与えるのだろうがやっぱり独得。
ささ4
こちらも自家製で燻してある薄くてでっかいチャーシューもなんとまあ恍惚の味わい。
これはもう極楽もんでっせ。
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カイワレ→白髪ネギとあってその下に隠れているこの野菜が凄い清涼感を醸し出しているのだがこれってなんだろう?
水菜?春菊ってことないよね?
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しかしこれらのパーツそれぞれも素晴らしいがこの丼一杯の世界に広がる一体感がまた秀逸ったらないのよ。
最後まで夢中で一気に食べられる素晴らしい体験が出来る。
このセンスとオリジナリティに脱帽することしきり。
これを味わいたかったらやっぱりここまで来るしかないってのが悔しくなってしまう手打ち中華そば侍だった。