らをた広島

食べ歩きブログ

香味徳 由良店(鳥取県東伯郡北栄町由良宿)学生ラーメン

かみ4
香味徳 由良店(かみとくゆらてん)
このあたりに3軒ある香味徳。
その由良店ってことになるのだが決してチェーン店ではなく一族が経営しておられるようで店内に家系図がある。
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だけどこれらは牛骨をベースにしながらも別々の店だからそれぞれに味が異なるようだ。
以前は倉吉市の香味徳に行ったので今回は名探偵コナンの作者青山剛昌の故郷、由良にやってきた。
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駅前の立地ながらどえらい広くゆったりした駐車場がある。
これならどんなクルマで来てもまず駐められるだろう。
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だけど店内はそんなに広くはない。
お店の左奥が厨房になっていてそこの前に大きなカウンターがあって後ろにテーブル2つ。
これだど18人程度しか入れない。
実際自分らが着いたときも満杯だったから駐車場でしばらく待つことにした。
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ラーメン屋だから回転が良いようでそんなに待つことなく入店、4人でカウンターに座った。
愛想の良い男性二人で切り盛りされているようでこれはこれで悪くない。
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メニューはここには「しょうゆ」と「しお」「みそ」ってのはないようで全部牛骨醤油味ってことになるのだろう。
それで「ラーメン」「チャーシューメン」「学生ラーメン」の3本立でそれぞれに麺の量に従って中→大→ダブル→トリプル→クワッドの5段階がある。
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これがその淡口醤油ダレ。
目に見えて色がもう醤油とは思えないくらいに淡い。
なるほど、だから見た目も醤油の飴色にはならずにどちかというと塩ラーメンのような感じになっちゃうのか。
かみ2
・・・などと考えていたらきたよ!!学生ラーメン(中)400円。
学生と冠されてはいるが学生でなくてもダレでも注文できる学生ラーメン。
通常のラーメンとの違いはトッピングの簡素化と香味油の量だそうであっさりすっきりうどんのようなシンプルなラーメンになるってことのうようだ。
これは1玉なのだかここらへんの麺の基本量が130グラムのようでこれもけっこう多めに感じる。
かみ3
実際独得なもさもさした食感の縮れ麺はそのすっきりしたスープのお陰でホンマにするすると胃袋に収まっていく。
この学生ラーメンは学生みたいな若い人じゃなくて脂分がしんどくなった自分らのようなおっさんにこそ向いているかも知れない(笑)
かみ1
そしてこちらがデフォルトのラーメン550円。
ちょっといただいてみたが脂がガツーンと来るので上品な感じではなくかなり牛骨がドカンくるパンチを強く受けるのがよくわかる。
かみとと13
実はこの日はここが3軒目だったのでこのデフォルトラーメンは少々しんどいだろう。
だけどこうやって並べて比較すると学生ラーメンのコストパフォーマンスの良さがよくわかる。
たしかにこの量で400円は安いと思う。
かみとと12
麺の基本が多いんだからダブル、トリプルなんてやっていったらそれこそ食っても食っても底から麺が湧きだしているって感じになるのだろう。
ちなみにお店の方が好意でクワッド(4玉)用の丼を見せてくれた。
もはや丼には見えずどう考えてもお風呂の洗面器だ。
この洗面器に4玉いれた学生ラーメンなら800円とちょっと考えられない値段ではあるよのぅ~。
かみとと14
倉吉市の香味徳に比較すると少しライトな感じのする香味徳 由良店ではあるがこれはやっぱり紛れもなく鳥取牛骨ラーメンの正統な継承店ってことになるのかもしれない。
こうなるとここからもう少し米子に寄ったところにある香味徳 赤碕店にも突撃して香味徳全店制覇を決行しないといかんのぢゃろうのぅ~。