らをた広島

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ナンカン ローディアック(バイク用スポーツツーリングタイヤ)インプレ ライディングスクール編

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朝もはようから高速道路で西へ。
今日はライディングスクールのある日だ。
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2種原付から1400まで、アメリカンからモタード、隼まで多種多様なバイク29台が集まった。
自分もヒトのこと言えないが「こんなバイクでようやるわ」的なのがごろごろいる。
今回はスラロームがメインのようだ。
午前中はパイロンがストレートに並んだ通常のスラロームパイロンをバラバラおいてその外側を通過するオフセットスラロームだ。
これがやってみるととにかく難しいのだが物理的に1400GTRじゃハンドル据え切りでも通れないくらいの難所まで用意されており大型バイクは四苦八苦しながらやらんにゃいかん。
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午後からはスラローム地獄からは解放されるが同じようなオフセットスラロームの応用コースとオフセットスラロームはあるが少しだけ全体の速度の速いやや大型バイク向けコースに分かれて練習。
もちろん迷わず後者を選んで練習を試みた。
この時のヒヒヒタイヤ、いやナンカンローディアックのインプレになる。
これで台湾製バイク用タイヤ、ナンカン・ローディアック(NANKANG ROADIAC WF-1 L HA スポーツツーリングタイヤ)素人インプレの第6弾。
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まずは前輪であるがココまでサイドまで接地させたのはおそらく初めてだ。
それと今回初めてドライコンディションにも関わらずステップを接地させなかった。
逆に言えばこのタイヤのハンドリングがよりクイックだったということになるのかもしれない。
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こういうトリッキーなコースになると前輪にかかる負担はハンパではないがその接地感は今までのブリヂストンBT-023と同等か場合によってはナンカンローディアックの方が好ましい。
特に狭い隙間を狙い通りに通過できるのはナンカンローディアックの方かもしれない。
素早い切り返しからフルバンクに至る間の素直さはこのタイヤとカワサキ1400GTRとの相性の良さを物語っていると思われるのにじゅうぶんだ。
もちろん340㎏からあるおそらくは参加車両中、最もヘヴィー級ボディはひらひらと蝶のように舞うことはできないしほんの短いストレートでフル加速しても最も最初にブレーキをかけないと曲がりきれないからこういうのにこのバイクが向いていないのは百も承知だ。
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そんなときABSが介入してがっつり前後減速→リアブレーキ引きずりながら旋回となるのだがその倒し込みが非常にクイックなのは嬉しい。
これはリアタイヤだがサイドまでキレイに接地しているのがわかる。
自分はすっとローギアままなのだがフルバンク状態から切り返しをするのにアクセルをラフに開けるとタイヤがパワーに負けて今度はトラクションコントロールが介入する。
卑怯にも最新電子デバイスを駆使してこの巨体を走らせているわけだがそのデバイスが介入する前の若干ドリフトした場面でもこのタイヤの素性はよくわかる。
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要はドリフトの収まりが穏やかでそれをドリフトと感じさせないと言えば良いのかな。
もちらんこれには1400GTRのどえらい重量が関係しているとは思うが予想以上のマッチングだと思った。
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結論から言えばもはやことグリップに関してはこのタイヤへの信頼は絶大になりつつある。
BT-023と比較するとややクイックなハンドリングは個人的には待ち望んでいたものであり特に1400GTRのような重量車にこそ向いた性格を持っている。
こうなるとあと気になるのはライフだけと言っても良いほどでこれさえクリアされればもはやずっとナンカンローディアックでも良いと思っている。
パワーある車両だからリアタイヤから減っていっているように思うがこれからどうなるか注目してレポートしていきたい。