広島市交通科学館(安佐南区長楽寺)ラリーの世界
広島市交通科学館。
この外観はエンジンをイメージしたものらしいがちょっとそういうようには見えない。
どっちかというとホールのような印象を受ける。
ここでラリーの世界と銘打ったイベントがあると聞いてやって来た。
WRCに出場したようなクルマが展示してあるので楽しみだ。
それにしても何年ぶりだろう。
子どもがまだ小さかったころは何回か連れてきた記憶があるがそれでももう7~8年は経ってるかもしれない。
ホンダプレリュードなんてもう今はないけどこんな軟派なクルマがラリーでてたのは知らなかった。
デミオはまだしもCR-Xもラリーってイメージがあまりない。
っていうかホンダブランド自体がクルマの場合やっぱりフォーミュラと直結するのでラリーと縁遠く感じるのかもしれない。
ここまで無料でダレにでも見学できる。
ココからは有料エリアになっている。
ブルーにイエローの555ってロゴが眩しいスバルインプレッサ。
555って何だろう?豚まんは551だったが・・・・
正式には「State Express 555(ステイツ・エキスプレス・スリーファイブ)」というタバコなんだそうな。
さすがに知らなかった。
年代的にコリンマクレーがドライブしていた頃の車両だろう。
サファリラリー優勝車のS30の240Z。
しかし激しく錆びてるし左側はフェンダーがなくなったままだ。
どこに保存されてるんだろう?
こっちはブルーバード。
そういえば昔は日産はよくラリーの成績をCMで流していたような気もする。
しかしブルーバードって名前も今や懐かしい。
まあラリーといえばスバルにならんでやっぱり三菱ランサーエボリューションとなるんだろう。
通称ランエボは憧れだった。
でも個人的に一番目をひかれたのはトヨタセリカGT-FOUR。
これってあのワルデガルドがドライブしたマシンそのものなんかな?
いやいや懐かしい。
当時はラリーの情報とかほとんど手に入らなかったから深夜カーグラTVを見てたっけ??
さすがにこれは知らなかったマツダRX-7の初代であるSA22C型のラリー車。
1979年のモンテカルロラリーでクラス優勝した車両。
これが日本初の快挙と説明されている。
レースに強いマツダ、やるのぅ~
他にもラリータイヤ展示やミニカーのタイムアタックできるコーナーもあってこういうのは子ども連れには喜ばれそうだ。
個人的にはこれだけの自動車大国である日本で行われていたラリージャパンが結局は定着しなかったのが残念だしこちらのことをもっとスペースをさいて告知して欲しかったかな。
それと古めの国産車ばかりの展示にもやや違和感を覚えたのも事実だ。
日本車は善戦しているのか確かだがやっぱりラリーを引っ張ってきたのはアウディだったりルノー、プジョー、ランチア、ヨーロッパフォード、シトロエンといったヨーロッパ車であることは間違いない。
それだけ歴史もあるし名車もたくさんある。
中でもランチア・ストラトス、ラリー、デルタ、やルノー・5ターボ、アルピーヌA110、シトロエンDS3のどれでもいいから1台くらいはお目に掛かりたかった。
今回はテーマが違ったのかも知れないが日本車が数多く参加しているダカールラリーなんかのマラソンレイドの車両が1台も展示されていないのも残念と言えば残念だ。
まあ500円の入場料だったらこんなもんか・・・と自分を納得させて交通科学館を後にした。