愛媛県の佐田岬途中の街、三崎。
ここが街っていえるのかわからんがぽつんとあるよ三崎ドライブイン。
バイクはどどーっと同じ敷地にある駐車場に入れられるから問題ない。
だけどこれって駐車場？？ガソリンスタンド？？
船山石油店ってかいてあるやん（笑）
だけどその横にはしっかり看板があってここがドライブインだと書いてある。
イマドキ、ドライブインも懐かしい響きではあるがまあ食堂だとかろうじてわかるが通りすがりに偶然入るなんてありえないだろう。
それにしてもこの場所は凄まじくわかりにくい。
っていうか絶対にナビ無しではいや、ナビあっても迷うこと請け合いである。
メロディーラインと呼ばれる佐田岬の尾根を繋いだ風光明媚な道路から入った場所に隠れるように存在する。
ネットのこの記事をみてずっと以前からここに来てみたかったのよ。
運が悪いとこんな雰囲気の場所に着いてしまう。
これだとほとんど一般の民家というよりはトタンの掘っ立て小屋にしか見えないから絶対にココが目的地だとわからないはずだ。
店内は外から見るよりかなり広く奥に長細く昭和の空気に満ちている。
一番奥が厨房で中でおふたりが料理を作っている。
こんな感じでかなりの人数が収容可能だ。
接客は人の良さそうな年配の女性でこちらの方が電話で予約を仕切っている女将なのだろう。
メニューは非常にシンプル。
「うどん」「定食」「コーヒー」のみっつだけだ。
そんな田舎の雰囲気満載なのだがなぜだかテーブル横には最新式のiMacが・・・
さてその女将に案内されて席に着くともうこんな料理が用意されている。
これは盛りだくさんで凄いね～～。
なんといってもメインはこの地元の魚の刺身。
今日はアジとタイだそうで新鮮で美味いですのぅ～。
小鯵の南蛮漬けに酢の物。
この酢の物はかなり酸っぱくて苦戦したがカラダにはええんだろうな～。
それにタイのアラでとったおすましは定番だけどやっぱり美味いね～
全体の流れからいえばちょっと？？なこのタルタルの唐揚げとリンゴ。
それにこのカボチャは３っつもあって胃袋を直撃する。
このあたりからだんだん食べるペースがおちてくる。
写真にはないがこのサバの塩焼きとおかわりフリーのご飯との組み合わせは最強でみるみる腹一杯になっていく。
これの付け合せのオレンジで和えたおからはかなり大人の味で渋いですのぅ～。
これに更に予約をすると無料のコーヒーがついてなんと800円ってどないなってんねん。
はっきり言って腹は破裂しそうだ。
だけどどうみても田舎料理のオンパレードだからカロリーはおそらくかなり控えめなんじゃないかな。
昔自分の田舎の婆ちゃんに食べさせてもらったご馳走って思えば少々苦手な食べ物も楽しめるってここにくればよくわかる。
その佇まいも含めて佐田岬ドライブやツーリングの目的地をしてインパクトと満足度は絶大だと太鼓判を押せる三崎ドライブインだった。
