らをた広島

食べ歩きブログ

らぁめん紺屋(西区中広)汁なし担々麺

こ1
中広のらぁめん紺屋
ここは健康志向の無化調ラーメンで有名なお店だ。
こう1こう2
健康でいたいのならそもそも塩分過多のラーメンなんぞ食べなきゃいいのにって論議は別にして店舗前と店舗横に全部で10台の駐車場を確保しているのは凄い。
ちょっと個人店でこれだけの台数確保はあまり例がないように思う。
こう4こう3
それだけ繁盛しているのかもしれないがここのラーメンは全体に値付けがかなり高い。
最も安いラーメンでも800円という強気の値段設定は余程ラーメンに自信があるのだろう。
こ2
自分が気に入っている汁なし担々麺850円。
勿論一般的な汁なし担々麺からしたらほぼ倍の値段にびびるが量もそれなりに多く通常の汁なし担々麺の大盛りくらいはあるんじゃないかな。
こ3
麺を引っ張りだすとこんな感じでラー油のせいなのかかなり赤いタレが使われていることがわかる。
通常の汁なし担々麺だと花山椒の薫りが漂ってくるがここのはちょっと雰囲気が違うことに気付かされる。
こ4
花山椒は主役というよりエキストラに追いやられどっちかというとオマケみたいな存在。
だったら唐辛子はっていうとこれも脇役になっていてゴマ風味などはまったく入っていない。
この汁なし担々麺を支配しているのは大量投入された野菜と肉味噌スープだろう。
こう7こう9
それだけに相対的にタレのパンチがなく麺の粉っぽさを感じてしまう仕上がりながら結果的にどこの汁なし担々麺にも似ていないオリジナリティ溢れる一杯に仕上がっているように感じられる。
勿論、無化調ならではのピントがぼやけた味になっていることは否定できないがともすれば刺々しい派手な味になってしまいやすい汁なし担々麺を温泉たまごなどに頼ることなく優しく仕上げているとも言えなくもない。
こう6こう8
同行した息子が注文した塩ラーメン800円。
こちらは逆に量がホントに少ない。
通常の大人なら足りないだろう。
スープはおそらくは魚のアラから取ったダシが使用されているのは確実で和食のすまし汁のような至極優しい味わい。
こちらも無化調なのだろう味のフォーカスは更にぼやけてしまって若い人だとちょっと物足りないだろう。
こう5
好みによるだろうが個人的にはやっぱり汁なし担々麺がイチオシだと感じる。
ただ全体に無化調特有のクセがあるのでこのへんは好き嫌いで評価が分かれてしまいそうならぁめん紺屋だった。