らをた広島

食べ歩きブログ

カジトリラーメン(福山市赤坂)トリ醬油ラーメン

か1
福山市から西へ進んだ道路沿いにあるカジトリラーメン
いわゆる郊外店ってやつだろうと思うが非常にわかりやすい立地だ。
かじ7かじ8
いくつかの店舗の複合的な商業地のようで駐車場も共同だと思うがこれだけの台数があれば郊外店としては合格だと思う。
ちょっと雑然とした雰囲気ではあるがラーメン屋としてはこういうのもじゅうぶんアリだと思う。
かじ1かじ6
店舗は外からの雰囲気と違ってどことなく南国風で洒落ている。
大将らしきヒトの他に男性ひとり女性ひとりの3人体制のようだ。
自分は広めのテーブルに通されたがゆったりとしていて特に女性に喜ばれそうだ。
か2
どうやらこの店は鶏スープの店のようでメニューも鶏醬油と鶏塩ラーメンが上位に書いてある。
醬油と塩と迷ったがまあ初訪麺っていうことだしメニュー筆頭のトリ醬油ラーメンに決定。
3分くらいで運ばれてきたのだがその丼の凝りようにびっくり。
文字入り専用丼には誇らしげに店名とイカリマークが明記してるがこの「カジトリ」ってのはもしかしたら船のそれなのかもしれない。
南国風の店内もそういうことになるのならなんとなく納得がいく。
か3
「自家製ラーメン醬油で作った」トリ醬油ラーメン550円。
なるほどこれは確かに鶏醬油のある意味スタンダードな醬油ラーメンだ。
か4
麺もこれまたスタンダードなストレート麺でやや柔らかく茹でてあるのもこの地方では喜ばれるからこうなっているのだろう。
かじ2かじ3
チャーシューは丸く切ってありややカタメの食感ながらやや淡白な印象を受ける。
そのほかのトッピングもメンマにネギとなんの破綻もない。
かじ4かじ5
ちょっと変わった立地に非常に個性的な店内に丼とここまではよかったが肝心のラーメンは理にかなった味でけっこう旨いのだが変な話、すべてが無難に小さくまとまっており何の個性も感じられない。
トリラーメンってのが埋没してしまって自分にはどこにでもある醬油ラーメンとしか映らなかった。
ビジュアル面よりも、もう少しラーメンにこの店ならではってオリジナリティを持たせる方向へと「カジトリ」して欲しいかもしれない。