キリン亭(佐伯区城山)ちゃんぽん
城山のキリン亭。
看板には「本場長崎のチャンポン・皿うどん・長浜ラーメン」と書いてあるがちゃんぽん、皿うどんはわかるが長浜ラーメンって博多ラーメンのことなんじゃないのか??(笑)
もともとは店の前も駐車場だったのだが面している道が整備されて歩道が増設されたために駐車場は店舗裏だけになってしまったようだ。
だけどその店舗裏駐車場がけっこうな台数が入るのでそんなに問題にならないんじゃないかな。
店内はけっこう広い。
入って左手に厨房があってその横にまっすぐなカウンター、後には小上がりがあってテーブルがいくつかとざっとみても25人程度は余裕で入れそうだ。
卓上調味料はどっちかというと中華料理屋のそれでこの店がどういう客層に支持されているのか垣間見えるような気がした。
実際自分がここにいる間にもテーブルで飲み会をしていたので地元密着の居酒屋さんのようだった。
メニュー筆頭はラーメン。
だけどメインは定食のようでありとあらゆる種類の中華定食が用意されており長崎ちゃんぽんと皿うどんの店というのをウリにしている店ではないのかもしれない。
店内はそんな混んでなかったが注文から10分位待たされてから来たよ!キリン亭のチャンポン920円。
まあチャンポンって相場がけっこう高めなので驚きはしなかったがそれにしても強気の値段設定ではあるわな。
だけど写真じゃちょっとわかりにくいけどそのそも大きめの丼から大きく付き出した野菜具の山。
そう!見るからに量が大盛りではある。
チャンポンの文法に則った極太麺。
どこで入手しているのか知らないがこういうのは広島じゃ手に入りにくいんじゃないかな。
それにしてもやっぱりチャンポンにはこれじゃないとね!!
スープも白濁したトンコツになっておりコイツもいかにもって感じを煽っている。
しかし魚介があれこれたくさん入っているが特にエビが多さが目につく。
シャキシャキ歯ごたえも嬉しいニラやキャベツの野菜がとにかく多く投入されていてコイツらがどんどん胃袋の空き領域を侵食していくのがよく分かる。
豚肉も魚介に負けないくらいその存在感を主張しておりチャンポンにしては珍しく後半まで一気に食べ進める事ができる。
さすがに満腹になった最後は苦しくなってついコショウを追加してしまったがこれだったら値段に見合った内容と言えるのだろう。
ややスープの淡白さが気にはなるがその圧倒的な具の攻撃に大いにやられたキリン亭のチャンポンだった。
やっぱりここも次は皿うどんを確かめに来ないとね(笑)