
和歌山県と奈良県をつなぐ国道24号線沿いのわかりやすい場所にある中華そば大福軒。
どこから見ても和歌山ラーメンのお店。


周囲にはなにもなくかなり広い駐車場がある。
普通にこの道をクルマで走っているならまず見落とすってことはないだろう。


店内はかなり広くてゆったりしている。
入って右手奥にかなり大きな厨房があって店舗中央には大きめのテーブルがあってそれがカウンターのようになっている。
そして左手には小さなテーブルが並んでいてけっこうな収容人数がある。
比較的若い大将がひとりでやっておられるようだ。


メニューは壁に!!
中華そばに味噌・塩にタルタルラーメン・玉子とじラーメンなる不思議なメニューも発見したがここは普通のラーメンとチャーハンをお願いすることにした。

まずやってきたのがチャーハン550円。
見るからにパラパラでチャーシューのパンチがうまくバランスされた一品。

それから中華そば580円の登場だ。
自分はまだまだ和歌山ラーメン初心者だが一般的な知識としては豚骨醤油スープが特徴ということでいいのだろう。
見た目はコッテリ濃いスープにみえたのだが実際はすっきりあっさりしている見た目と実際が異なる系だ。

麺は一般的なタイプより明らかに少し太めでやけに黄色いのが印象的だ。
それに特に指定していないのにデフォルトで固めに茹でられてでてくるのは自分のような柔らか茹で麺文化の広島人にとっては慣れないが嬉しいという複雑な感情を抱く結果となる。


ばら肉のチャーシューは脂身の多いこってりしたタイプでこの比較的あっさりスープによくあっていると思う。
メンマは細くて申し訳程度に入っているだけ。


個人的に和歌山ラーメンの特徴って感じているのがこのカマボコ。
ここはそのまま切ったようなのが入っているが店によってはナルトのようなものがほとんど入っているような印象がある。


そしてこちらは息子が注文した大盛り中華そば700円。
コイツは凄まじくデッカい大盛り用の丼にはいって運ばれてきた。
自分にはとてもじゃないがもうこんな量のラーメンは食えない。
120円アップで麺は2倍なのか1.5倍なのかははっきりわからなかったがチャーシュー、メンマ、カマボコもそれなりに増量しておりこれならお買い得かもしれない。
和歌山ラーメンの入門編としてはもしかしたらうってつけだったかもと感じた中華そば大福軒だった。