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KTM 1290スーパーアドヴェンチャー

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ネタ元、サイクルワールド電子版
KTM1190アドヴェンチャーの性能を向上させていくというのは難しいだろう。我々はこの素晴らしいバイクを2014年のベストアドヴェンチャーとしている。
KTMは2015年新型となる1290スーパーアドヴェンチャーを9/30のドイツのインターモトで発表するようだ。
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このマシンは1301ccの1290スーパーデュークRのエンジンを1190アドヴェンチャーに搭載したものと言える。詳細はまだ未確定であるが、KTMはこのモデルをハイエンドのスポーツツアラーと位置づけているようだ。
直接的なライバルとしてはアプリリアのCaponord、DucatiのムルティストラーダBMWのR1200GSであろう。
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となると、当然見た目は1190よりもラグジュアリーになる。明らかに大きな燃料タンクはさらに遠くまでの旅を許容するものであるし、ウインドスクリーンも更に高くなっているように思える。サイドカバーには1301ccのVツインをしっかりと冷却するためのエアベントが追加されている。おそらくボッシュと共同開発した更に先進化した電子制御も装備されるだろう。トラクションコントロール、ABS、クルーズコントロールなども標準で装備されるだろう。
発売時期はまだ明らかにされていないものの、来年の早い段階では発売が開始されるだろう。
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2013年にフルモデルチェンジしてそれまでの990から1190へとエンジンを変更したKTMアドベンチャーだが2015年に更に強力な1290スーパーデュークRもエンジンを搭載するのではないかと噂されているようだ。
じゃあ1290スーパーデュークRとはどんなバイクかって言うと
車両本体価格:¥1,850,000(税込)
総排気量:1,301cc
エンジン:水冷4ストローク75°V型2気筒
最高出力:132kW(180HP)/8,870rpm
最大トルク:144Nm/6,500rpm
シート高 835㎜
で車重がナント189kg!!とホンダCB400が197kg/53HPだってことを考えればどれだけ凄まじいパフォーマンスになるか想像できる。
更には「SPORT」「STREET」「RAIN」の出力モードや、トラクションコントロールのON、OFF、ABS介入の有無などの設定を行う「マルチファンクションコクピット」やBOSCH製コンバインドABS+トラコンは3次元センサーで加速度、バンク角までセンシングするハイテク満載マシンでもある。
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エンジンは4バルブ75度VツインでRC8Rの約1195㏄からボア・ストロークともに拡大し約1300㏄となり、KTMでは最大の排気量となり馬力は一気に180PS。
ツインプラグのダブルイグニッションにライドバイワイヤーのスロットル、PASCスリッパークラッチの装備や3モードのトラクションコントロールなど最新のエンジンマネージメント、オイル潤滑は3ポンプのドライサンプでエンジン全高をおさえた設計。
おそらくエンジンはオフロード走行を考えて若干デチューンされるのは確実だろうし半乾燥重量 (燃料含まず) 217㎏の車重もそれなりに増加してしまうだろうがこれらのハイテクはそのままそっくり移植されるはず。
しかし写真からの印象だとアドベンチャーのシート高 860 / 875㎜、アドベンチャーRの恐怖のシート高 890㎜はおそらくそのままの可能性大と考えたほうが正しいだろう。
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写真を見る限りではフロントスクリーンも大型化されておりツーリングバイクとしての資質をより高めているように感じるがそれならそれで現在のアドベンチャーRに当たるオフロード仕様の「スーパーアドベンチャーR」はどうなるのか興味は尽きない。
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先代の990アドベンチャーが2006年から2012年までの約7年間のライフだったことを考えると設計段階から新型エンジン搭載想定内だった可能性はがあるにしろ、たった2年でもうエンジンを載せ替えるなんてKTMのような規模のメーカーでは異例のこと。
それだけKTMがこのアドベンチャーと言うモデルを重要視し、これに賭けているのがよくわかる。
以前に比べてば相当にフレンドリーなマイルド特性になったとはいえまだまだスパルタンさを隠さないその佇まいは非常に魅力的に映る。
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当然ながら価格も上昇するのも確実で現在の1,825,000円からどれくらいになるかわからないが少なくともライバルであるBMW Motorrad R 1200 GSの219万9,000円を超えることはないだろうがこれに近づいていってしまう可能性はあるだろう。
いずれにしても近々発表されるであろうKTM 1290スーパーアドヴェンチャーが気になって仕方ない。
170馬力あたりで220kgくらいに収まっていたらそれはそれは物凄いオンオフツーリングバイクになるだろう。
心配なのは値段くらいだ(笑)